13日の金曜日:不毛の地(2010年、イギリス)
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/T5E0aU3asZ0
監督:デイヴィッド・ヘイスティングス
出演:マイケル・ベリー、ラウラ・イーヴンソン、マーク・バイザウェイ
原題:Friday The 13th: No Man's Land
製作:Lightbeam Productions
備考:スプラッターホラー
あらすじ…いつも通り若者たちがクリスタル・レイクへキャンプにやってきて、いつも通りジェイソン・ボーヒーズに殺される。
作品の冒頭で精神状態が不安定な女性患者の映像が流れますが、彼女はどうやらジェイソンに襲われたが生き延びたらしい。
そもそも映画「13日の金曜日」シリーズでは彼女のようにジェイソンの虐殺から生還した者が少数ながらいるのですが、例えばパート3の主人公のように最後は錯乱してしまうケースがあります。ゲーム用語で言えば、SAN値がガリガリ削られてしまったわけですな。
おそらく彼女もそういう被害者だったのでしょう。
それから、物語の中盤で若者グループに警告を発する男性が登場しますが、その警告を境に画面が暗くなります。つまりここから事態は暗転しました、と見ることができます。
尚、原題の"No Man's Land"は「中間地帯」「無主の地」「不毛の地」などといった意味です。邦題を(勝手に)付ける際にどれにしようか迷ったのですが、Weblio辞書で「不毛の地」を引くと「何の希望もないような地域」といった意味もあるとのこと。なるほど、彼の地はたしかにそういうところですな。というわけで邦題を「不毛の地」とさせていただきました。
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13日の金曜日(目次)
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