星新一「宇宙の関所」
あらすじ…地球の周囲を宇宙検問所という人工衛星が飛行していた。ここでは、地球外から病原菌などを地球に持ち込ませないように監視していた。
なぞにみちた宇宙から、清潔な地球をまもらなければならないのだ。(P257)
清潔な地球だって? エボラウイルスやMERSのニュースに接してきた身には違和感を禁じ得ませんな。
宇宙人にしてみたら、地球には致命的なウイルスが満ち満ちていた、なんてことがありうるわけですからね。例えば…そう、どこかの『宇宙戦争』のように。
【参考文献】
星新一『妖精配給会社』新潮社
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