星新一「ひとつの装置」
あらすじ…研究所の所長が「一つの装置」を完成させる。それは、「なにもしない装置」だった。
作品の冒頭で滅亡都市の描写があり、「破壊とともに襲った強い炎」(P141)などの語から人類が核戦争で滅亡した未来だと推測されます。
研究所の所長云々の話はその滅亡前の出来事なのですが、この「なにもしない装置」が人類滅亡を見越して作られたものだとすると…おっと、ここから先はネタバレ防止のために伏せておきます。
【参考文献】
星新一『妖精配給会社』新潮社
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