ディクテーター 身元不明でニューヨーク(2012年、アメリカ)
監督:ラリー・チャールズ
出演:サシャ・バロン・コーエン、アンナ・ファリス、ベン・キングズレー、ジェイソン・マンツォーカス
原題:The Dictator
備考:コメディ、R-15
あらすじ…北アフリカのワディヤ共和国の独裁者アラジーン将軍は、国連で演説するためにニューヨークへ行くが、拉致されてヒゲを剃られ、浮浪者同然の姿で放り出されてしまう。
冒頭からいきなり「金正日を偲んで」と表示され、笑わせてくれます。もちろん、北朝鮮の人たちにとっては(笑いたくても)笑えないはずですが、この程度のブラックジョークがわからなければこの映画を楽しむことは難しいでしょう。
又、政治ネタが色々と盛り込まれているので、その方面の知識も必要です。例えば…チェイニーがどんな奴か、知っていますか?
ちなみに私はこの作品、結構好きです。クライマックスでアラジーンが演説するところなんか、ゲラゲラ笑っちゃいましたもん。演説の内容についてはネタバレ防止のために伏せておきますが、民主主義がいかに素晴らしいか、わかる人にはわかるんじゃないでしょうか。
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