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松岡和子訳『リチャード二世 シェイクスピア全集26』筑摩書房(3)

第二幕あらすじ…ランカスター公爵ジョン・オヴ・ゴーントが死ぬとリチャード二世は彼の領地と財産を没収し、アイルランドに遠征する。一方、ヘンリー・ボリングブルックはその隙にイギリスへ上陸し、ノーサンバランド伯爵ヘンリー・パーシーら有力貴族が合流する。

「リチャード二世」第二幕人物関係図

 第二幕でヘンリー・パーシーとその息子ハリー・パーシー(ホットスパー)が登場します。しかも、ヘンリー・ボリングブルックのもとに馳せ参じ、以後彼らはボリングブルックの部下として立ち働きます。
 尚、ハリー・パーシーはホットスパー(熱い拍車)として有名ですが、ここでのハリー・パーシーは「ヘンリー四世」の時ほど「ホット」じゃないです。この段階ではまだそれほど活躍していないからでしょうか。

【参考文献】
松岡和子訳『リチャード二世 シェイクスピア全集26』筑摩書房

【目次】
リチャード二世(1)
リチャード二世(2)
リチャード二世(3)
リチャード二世(4)
リチャード二世(5)

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