松岡和子訳『リチャード二世 シェイクスピア全集26』筑摩書房(2)
第一幕あらすじ…ハーフォード公爵ヘンリー・ボリングブルックとノーフォーク公爵トマス・モーブレーが対立し、決闘裁判が開かれることに。だが、決闘の直前、イギリス国王リチャード二世の裁定によって両者は国外追放される。
決闘裁判とはまた古い…。あ、でも、この時代(※)ってまだまだ中世でしたっけ。
とはいえ、決闘の直前で両者追放ということは、いわゆる喧嘩両成敗というやつですな。単純に決闘でカタをつけないあたりは、中世は中世でもそれなりに「進歩」してるんでしょうか。
※巻末の「『リチャード二世』関連年表」によると、本作で描かれているのは1398年~1401年。
【参考文献】
松岡和子訳『リチャード二世 シェイクスピア全集26』筑摩書房
【目次】
・リチャード二世(1)
・リチャード二世(2)
・リチャード二世(3)
・リチャード二世(4)
・リチャード二世(5)
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