日蓮(1979年、日本)
監督:中村登
出演:萬屋錦之介、田村高廣、岸田今日子、中村嘉葎雄、永島敏行
備考:時代劇
あらすじ…鎌倉時代。日蓮は法華経こそが唯一の正しい教えと信じてこれを説くが、その過激さゆえに弾圧・迫害を受ける。
冒頭からいきなり、他宗排斥→弾圧・迫害→破門・追放のコンボを食らっています。しかも、そんなものはまだ序の口で、この後何度も何度も日蓮は命を狙われています。いくら殺伐とした時代だからといって、ここまで殺されそうになるのは異常であり、これはやはり日蓮の説く教えの激烈さに起因していると言ってよいでしょう。
ちなみに、この映画では日蓮が殺されそうになると、下手人が突然悔悟したり、日蓮が発光したりなどして危難を逃れます。仏のパワーってやつですかねえ。
尚、本作では登場人物が多く(※)、更には時代背景や教義も作品の理解の上では重要になって来るので、ある程度の予備知識は必須だと思われます。「熱心な信者さん」なら知っていて当然のことでしょうが、一般人にはなかなか…。
※多すぎるので私は人物関係図を作成するのを断念しました。
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