『コモ・レ・バ? Vol.23 Spring 2015』CONEX ECO-Friends株式会社
表紙を飾るのは女優の久我美子。
正直言って私はこの人を知らなかったのですが、本誌P15に掲載された彼女のプロフィールをチェックすると、芸歴が長い長い。おみそれしました。
ただ、プロフィールに載っている出演作品を現時点で私は一つも観ていないので、知らなくても仕方がないと言えば仕方がない。まあ、そのうち彼女の出演作品を観ることになるでしょう。
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表紙を飾るのは女優の久我美子。
正直言って私はこの人を知らなかったのですが、本誌P15に掲載された彼女のプロフィールをチェックすると、芸歴が長い長い。おみそれしました。
ただ、プロフィールに載っている出演作品を現時点で私は一つも観ていないので、知らなくても仕方がないと言えば仕方がない。まあ、そのうち彼女の出演作品を観ることになるでしょう。
世田谷パブリックシアターにて、シェイクスピア劇「トロイラスとクレシダ」が上演されるとのこと(7月15日~8月2日)。
「トロイラスとクレシダ」はシェイクスピア劇の中でもマイナーな作品ですが、私は以前この作品を文庫本で読んだことがあってレビュー記事も書いたことがあります。作品の内容についてはレビュー記事の方に譲りますが、ヒロインが下ネタを連発していたのが記憶に残っています。
さて、本誌の表紙には「トロイラスとクレシダ」の出演者二人が出ていますが、調べてみると浦井健治と江守徹でした。江守徹を久しぶりに見た気がするけど、老けたなあ…。
前回紹介したパンフレットと同様ですが、こちらはそれ以前に出た角川シネマコレクションのカタログです。
「ガメラ対大悪獣ギロン」(P11)とか「大魔神」(P12)などは観た記憶があります。
おっと、江戸川乱歩原作の「蜘蛛男」(P17)や「黒蜥蜴」(P18)がラインナップにあるぞ。この辺も観てみたいなあ。
2015年4月24日~2016年3月25日発売の角川シネマコレクションのラインナップを掲載。若尾文子や市川雷蔵などの映画作品がこれからどんどん出るとのこと。
市川雷蔵主演映画なら観たことがありますけど、若尾文子の方はまだだったような気がします。
中学生・高校生の学校生活応援マガジン。本田圭介選手のインタビュー記事を掲載。尚、インタビュー記事は客寄せパンダ的なものであって、ベネッセのオンライン学習プログラム「BenePa(ベネパ)」の宣伝が本題といったところでしょうか。
ちなみに、本田選手がインタビューの中で言っている内容は、どうやら「サッカースクールやいろんな場所でみんなと出会って話してきたこと、伝えてきたこと」(P4)と同じらしい。
そしてそれは何かというと、「大きな夢を持つこと」と「その夢をあきらめないこと」だそうです。
いやあ、実に優等生のような回答ですな。
5月14日・15日に新宿駅西口広場イベントコーナーにて開催される「第9回 東京発! 物産・逸品見本市」の案内。
この場所では時期によっては駄菓子屋やビデオ屋が出ていて、たまに利用しているのですが、今度は東京の物産と来ましたか。東京にそんなに物産があるのかと思ってチェックしてみたら、スイーツとかも入ってますな。
【関連記事】
『第12回 東京発! 物産・逸品見本市 極鮮TOKYO ―新鮮で極上な「東京の逸品」―』西武信用金庫
『第13回 極鮮TOKYO』西武信用金庫・東京都商工会連合会
『東京発! 物産・逸品見本市 Vol.16』西武信用金庫・東京都商工会連合会
表紙を飾るのは、2015年の「はたちの献血キャンペーン」のキャンペーンキャラクターを務める羽生結弦選手。本誌の中では3ページも使って彼のインタビュー記事を掲載しています。
彼の顔をまじまじと見ると、線は細いが整った顔立ちであることがわかります。なるほど、女性がキャーキャー言うのも肯ける。これで実績(金メダリスト)もあるんだからなあ…。
第5回ビデオ屋さん大賞(2014年)の大賞は「ゼロ・グラビディ」。
う~ん、申し訳ないが私はこれを観るつもりはありませんねえ。まあ、私の趣味が偏っているのでビデオ屋さんがすすめる作品はあまり興味がわかないのかもしれません。
あ、でも、「グランド・ブダペスト・ホテル」(総合10位)や「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(総合17位)、「地獄でなぜ悪い」(総合28位)は観ておきたいです。
観音(観世音菩薩)の利生を説く教育マンガ。十一篇のエピソードを収録。
今回私が注目したのは、「ぼうけんいっすんぼうし」(P2-10)。そう、あの一寸法師です。
本書では一寸法師が姫の清水寺参りのお供をしてその帰りに鬼に襲われたことになっています。そういえば清水寺の御本尊は観音でしたね。
昔話と観音信仰が結び付くとこうなるわけですか。
【参考文献】
指導/高橋良和、画/加藤直『かんのんさま』大道社
あらすじ…石童丸は母と共に、高野山で僧になっている父に会いに行こうとするが…。
石童丸の話は妖怪雑誌『怪』にちょろっと出ていたのを読んだ記憶がありますが、どの号だったのか判然としない。まあ、調べるのも面倒なのでそのままにしておきます。
さて、本書の前半は加藤繁氏が出家するまで、そして後半は石童丸が産まれてからが描かれています。前半は加藤繁氏が主人公、後半は石童丸が主人公といったところです。
ところで、この物語を加藤一家という視点で見ると…
主人(加藤繁氏)→失踪
第一夫人(桂子)→狂い死に
第二夫人(千里、妊娠中)→追放
これはひどい一家離散だ。
【参考文献】
絵・加藤直『石童丸』大道社
監督:サイモン・カーティス
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ケネス・ブラナー、エディ・レッドメイン
原題:My Week with Marilyn
原作:コリン・クラーク
備考:恋愛映画
あらすじ…コリン・クラーク青年が、ローレンス・オリヴィエ監督の映画「王子と踊り子」の製作に、第三助監督として参加する。その映画ではマリリン・モンローがヒロインを演じることになるのだが、彼女はトラブルを起こしてばかりで撮影が一向に進まない。
ドキュメンタリー「マリリン・モンロー 最後の真実」(※)で彼女のメンヘラっぷりを厭というほど見せつけられていたため、「メンドクサイ女だな~」と思いつつ映画を観ていました。
しかしながら、マリリン・モンローのために少しだけ弁護しておくと、それは彼女の一側面であって、魅力的なスターであることもまた事実であり、映画の中でもそういった部分は描写されています(例:最後の方に出てくる試写およびそれを観るローレンス・オリヴィエの言葉)。
尚、映画の舞台裏を描いた映画作品としては、ヒッチコック監督の「サイコ」を描いた「ヒッチコック」以来の視聴となります。「サイコ」はヒッチコックの代表作ともいうべき傑作なので視聴しましたけど、今回の「王子と踊り子」はあんまり観る気がしない。マリリン・モンローやローレンス・オリヴィエの代表作は別にありますからね。
又、恋愛映画(これって恋愛映画だよね?)としては、「華麗なるギャツビー」(これも恋愛映画だよね?)以来となります。いや、「パンと恋と夢」(これは恋愛映画の範疇に入れていいのかな?)以来だったかな。とまあ、こんなことを書いていると、私がどれだけ恋愛映画と疎遠なのかがバレてしまいますな。
※このドキュメンタリーはレンタルビデオにて視聴。当初はレビュー記事を書こうとしたものの、書けませんでした。今にして思えば、マリリン・モンローに対する知見が乏しかったためなのかもしれません。
監督:ダン・ブラッドリー
出演:クリス・ヘムズワース、ジョシュ・ペック、ジョシュ・ハッチャーソン
原題:Red Dawn
備考:戦争映画
あらすじ…ある日、北朝鮮軍がアメリカ全土を占領した。ジェドとマットの兄弟は民兵を組織して戦う。
当初は中国軍がアメリカ全土を占領するという設定だったのが、中国のスポンサーが入って急きょ北朝鮮軍に差し替えられたとか(ソースは町山智浩@たまむすび)。
そのせいかどうか知りませんが、この映画に登場する北朝鮮軍は全く北朝鮮軍に見えません。北朝鮮軍にしては兵器が立派すぎるし、兵士の栄養状態も良すぎるし、他にも…とまあ、細かいツッコミは軍事マニアなどの詳しい人に譲ります。ともあれ、喩えて言うならアメリカの戦車にハーケンクロイツを付けてドイツ軍の戦車に見立てるようなチープさがここにはあります。
ところで、この映画のように北朝鮮軍がアメリカ全土を占領する可能性について考えてみましたが、軍事の素人である私でも「そんなことはありえない」との結論に達しました。
北朝鮮からアメリカまでのクソ長い距離の兵站線を確保した上で、アメリカ全土を占領するのに必要な大量の兵士・武器・食料等を輸送するのは、北朝鮮の国力から考えて無理としか言いようがない。一応、物語の中盤で北朝鮮を支援する国として某軍事大国(ネタバレ防止のために名前は伏せます)の存在がちょろっと出てきますけど、あの国が支援していたとしても無理じゃないでしょうか。
ちなみに、当初の設定の中国ではどうかというと、北朝鮮よりは格段に国力があるものの、やっぱり「そんなことはありえない」と思わざるをえません。そもそも第一列島線すら突破できていないんですからね。
監督:篠田正浩
出演:二代目中村吉右衛門、岩下志麻、左時枝、藤原釜足
原作:近松門左衛門『心中天網島』
備考:時代劇
あらすじ…紙屋治兵衛は妻子ある身でありながら遊女の小春に入れあげていて、二人は情死(心中)のおそれがあった。そんなある時、一人の武士が小春へ会いに来て…。
人類にはちょっと早い、前衛的な作品。映画に黒子を登場させたりしていて、それがかえって斬新な印象を与えています。
ちなみにこの黒子ですが、冒頭の心中死体を囲んで立っているところと、最後の首くくりを手伝うさまを観ていると、何だか彼らが死神に見えてきました。
最後に一つ。岩下志麻がエロかった。
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・鑓の権三
監督:マティアス・ハーネー
出演:アラン・フォード、ハリー・トレッダウェイ、ミシェル・ライアン、ラスムス・ハーディカー、オナー・ブラックマン
原題:Cockneys VS Zombies(ロンドンっ子対ゾンビ)
備考:R15, ホラーコメディ
あらすじ…テリーとアンディの兄弟は、祖父が入居している老人ホームの閉鎖を回避するため、銀行強盗をする。だが、ロンドンはゾンビであふれかえっていた!
この映画では一応、ゾンビが発生した理由が描かれています。冒頭のシーンなので言ってもネタバレにはならないと思いますが、地下に封印されていた集団墓地からゾンビウイルスが拡散したとのこと。いやちょっと待てよ、昔の人はどうやってアレを封じ込めることに成功したんだ? でもまあ、細かい突っ込みどころはさておいて、発生の経緯をわざわざ描写してくれている分だけ、「ショーン・オブ・ザ・デッド」よりは親切か。
それにしても、ゾンビが発生した際の登場人物たちの適応能力の高さには驚かされます。ただの一般人(それもジジババども)が未知の怪物に対して短時間であれだけ戦えるようになるとは…。
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・ショーン・オブ・ザ・デッド
監督:ディーン・パリソット
出演:ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、イ・ビョンホン、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン
原題:RED2
原作:ウォーレン・エリス、カリー・ハムナー
備考:アクションコメディ
あらすじ…元CIAのフランク・モーゼスはサラとラブラブな引退生活を送っていたが、そこへマーヴィンが現われ冷戦時代のソ連に持ち込まれた核兵器を巡る大事件に巻き込まれる。
「RED」の続編。前作の冒頭でフランクは完全武装した一隊をたった一人で壊滅させていましたが、今作でも冒頭で似たようなことをやっています。強すぎだ。
それはさておき、今回登場する核兵器はとんでもない場所に置かれていて、
「さすがにそれはないだろ」
と思いました。でも、よくよく考えてみると、この映画はそういう無茶苦茶な展開を楽しむものなんだから別にそれでもいいか。
【関連記事】
・RED レッド
日光東照宮の記事の中に、こんな文章がありました。
平成27年(2015年)は徳川家康公御奉祀400年を数える大切な節目の年。そこで日光東照宮では、50年に一度の式年大祭が執り行われます。(P6)
そうかそうか、そんなに大事な祭りが行われるのですか。となると今年の日光東照宮は大混雑でしょうな。
新宿で入手しました。
「繁體中文」で表記してあることから、繁体字を使う香港人・台湾人観光客向けだと思われます。
尚、本誌の中ではマツモトキヨシ、伊勢丹、マルイ、ドン・キホーテなどが紹介されており、これらが香港人・台湾人の買い物スポットになっていることがうかがえます。
特集記事は「お部屋も衣替え 春のインテリア」(P02-05)。
春に着る服をタンスから引っ張り出すのならともかく、春用のインテリアを調えるとは面倒な…。あ、でも、春は引っ越しのシーズンだから、その際に新しいインテリアを…ということなら(私でも)納得が行きます。
箱根園に行った時に入手しました。「総合ガイドブック」と銘打ってますが、小さなパンフレットです。
このパンフレットにも書いてありますが、箱根園の飲食店の営業時間が午後3時もしくは4時までと、結構早い。午後5時頃に飲食店の前を通ったら軒並み閉まっていて驚きましたわ。
旅エッセイ。タイトルにある恐山と知床以外にも、網走や大間、小樽、積丹などにも行っています。
尚、本書の中には「ぐうたら夜話」と題してショートショートが5篇挿入されていますが、こちらは割愛。
さて、著者は旅の道中、ビールを飲んだり妄想に耽ったり呪いをかけたり(!)していて、文章からユルい感じが漂ってきます。
まあ、作家なんだから妄想に耽るのはいいとして、呪いをかけるのはおよしなさいよ。人を呪わば穴二つ、ですからね。
それから、ビール飲みすぎじゃないかと思っていたら、こんな文章がありました。
もちろん私も飲んだ。朝からミナミさんに、「どうしてそんなに元気なの?」と言われていた私であるが、答えは「前夜の酒でまだ酔っ払ってるから」。でもやがて酔いはさめ、するとテンションは大変低くなるので、それを防ぐにはあらかじめ飲んでおかねばならぬのだ。気を使っていると思っていただいてかまわない。酔っ払いも大変なのだ。(P169)
私の脳裏に「アル中」という言葉がよぎりました。
特集記事は「一度は食べたい絶品グルメバーガー」(P02-05)。小田急沿線のグルメバーガーを紹介。どんなものがあるかというと…
【GIGGLE】
アボカドバーガー 1080円
スモーキーチーズバーガー 1000円
【アームズ PARK SIDE BURGER SHOP】
ポパイバーガー(フレンチフライ付き) 1188円
【トムズカフェ ハンバーガーオンザビーチ】
ベーコンバーガー 1050円
【キリーズ フレッシュ 成城店】
ゴルゴンゾーラチーズバーガー 1050円
【デモデカントリー相模大野ステーションスクエア店】
アボカドチーズバーガー(フレンチフライ付き) 1404円
【佐世保バーガー アンクルサム】
アボカドバーガー 530円
【ディエゴ・バイザリバー】
アボカドチーズバーガー(フレンチフライ付き) 1150円
ハンバーガーにしてはなかなかお値段がよろしいようで…。あ、でも、「一度は食べたい」と銘打っているということは、二度三度は食べたく…ゲフンゲフン。ともあれ、「グルメバーガー」ならそれなりの料金になるということなのでしょう。
先月号の『TSUTAYA CLUB MAGAZINE 2015 3 vol.230』を取り上げた記事の中で「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」について述べましたが、この映画の記事が本誌P08-09『「男祭 最強の男選手権」白熱!』にありました。
たしかにあの映画は男臭いですよねえ。現時点で私は3は未見ですが、前作と前々作、予告篇をチェックすれば、3も男臭いってことくらいわかるんじゃないでしょうか。
【追記】
後日、「エクスペンダブルズ3」を視聴しました。
マーベル映画なら「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」と「アベンジャーズ」をレビューしていますが、本誌では続編に位置するであろう「キャプテン・アメリカ/ウィンタ・ソルジャー」の記事が載っています。
この「ウィンター・ソルジャー」の記事の中で、「ニック・フューリー死す!?」とありますが、「?」が末尾にあり、これはつまり「死んだと思われていたが実は生存していた」フラグなんじゃないかと直感しました。
「ホビット 決戦のゆくえ」「ゼロ・グラビティ」「シカゴ」「カリフォルニア★ドールズ」など…あんまり観たいものがないなあ。いえね、私の趣味と合致するものが今回は入っていなかっただけですよ、きっと。
ティファールのホームベーカリー「マイブレッド」(品番:OW5511JP)のパンフレット。
このホームベーカリーの特徴の一つとして、ウェブサイトからレシピをダウンロードしてホームベーカリーに取り込むことができるという機能があります。「毎月更新されてレシピが増え」るそうですから、この機能をフル活用するとなると…材料集めに手間取りそうですな。
sirocaのホームベーカリー、SHB-622のパンフレット。
この中に「選び抜いた19のメニュー」という項目があって、そこに
(17)生キャラメル
(18)フレッシュバター
とありました。もちつきやジャム作りの機能が付いているものがあるのは知っていましたが、今度は生キャラメルとバターですか。
次は何が作れるようになるものやら…。
近所のオリジン弁当にてこのチラシを入手しました。
チラシの中のメニューをチェックすると、個人的には回鍋肉弁当が残っているのがありがたいです。
ちなみに表紙の幕の内弁当の中に白い粒々で覆われた物体が見えますが、調べてみるとどうやら「いかのしんびき粉揚げ」というものらしい。イカフライの変わり種と解釈します。
P3に「海外TVドラマ旧作1stシーズン第1巻目レンタル無料」という、3月31日までのキャンペーンの告知がありました。
レンタルビデオで映画のDVDを借りた時、たまに海外TVドラマの第1話が「無料お試し版」として入っていますが(例:「マリリン 7日間の恋」に「PAN/AM パンナム」)、あれの拡大版といったところですな。
信州松本がロケ地として使われた映画・TVドラマのガイド。P01-06が映画、P7-10がTVドラマとなっており、ここでは映画の方を取り上げます。
さて、本誌では41本の映画(※)が掲載されていますが、年代別に集計すると以下の通りになります。
2000年代と2010年代で約7割を占めます。松本フィルムコミッションの功績もあるのでしょうが、のみならず今我々が視聴できる映画作品となるとどうしても最近のものが多くなってしまうからだと思われます。
例えば数年前の駄作ならDVD化されてレンタルビデオの棚に埋もれていたりしますが、60年代の駄作はDVD化もされず名画座で上映されることもないですからね。
※項目数は42個だが、「神様のカルテ2」が重複していたので、(1番と20番)、1つとカウントした。
監督:中村登
出演:萬屋錦之介、田村高廣、岸田今日子、中村嘉葎雄、永島敏行
備考:時代劇
あらすじ…鎌倉時代。日蓮は法華経こそが唯一の正しい教えと信じてこれを説くが、その過激さゆえに弾圧・迫害を受ける。
冒頭からいきなり、他宗排斥→弾圧・迫害→破門・追放のコンボを食らっています。しかも、そんなものはまだ序の口で、この後何度も何度も日蓮は命を狙われています。いくら殺伐とした時代だからといって、ここまで殺されそうになるのは異常であり、これはやはり日蓮の説く教えの激烈さに起因していると言ってよいでしょう。
ちなみに、この映画では日蓮が殺されそうになると、下手人が突然悔悟したり、日蓮が発光したりなどして危難を逃れます。仏のパワーってやつですかねえ。
尚、本作では登場人物が多く(※)、更には時代背景や教義も作品の理解の上では重要になって来るので、ある程度の予備知識は必須だと思われます。「熱心な信者さん」なら知っていて当然のことでしょうが、一般人にはなかなか…。
※多すぎるので私は人物関係図を作成するのを断念しました。
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