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トゥームストーン/ザ・リベンジ(2013年、アメリカ)

監督:ロエル・レイネ
出演:ダニー・トレホ、ミッキー・ローク、アンソニー・マイケル・ホール、ディナ・メイヤー、ジェームズ・ジョーダン
原題:Dead in Tombstone
備考:西部劇

あらすじ…ブラックウォーター・ギャングのリーダー、ゲレロは異父兄のレッド(※)の裏切りに遭い、殺される。だが彼は悪魔と契約し、現世によみがえった!

「トゥームストーン/ザ・リベンジ」人物関係図

 ゲレロは自分を裏切った6人を一人また一人と殺して行くのですが、激しい銃撃戦のシーンでは標的の人物とモブのガンマンの区別が付きにくいのが難点です。ゲレロにとっては長年苦楽を共にしてきた元仲間かもしれませんが、観ているこっちの方は顔と名前を憶える前にドンパチやられてますので誰が誰やら…。
 ともあれ、この映画では戦闘シーンが多いです。よくもまあゲレロのスタミナがもったものだと感心してしまうほどです。でも、ひょっとしたら悪魔からエネルギーを貰っているのかもしれませんね。
 ちなみに、近距離でバカスカ撃ち合って弾が当たらないケースが垣間見られますが(例:中盤の酒場)、あれは当時の銃の命中精度が低かったからです(ソースは『アパルーサの決闘』)。

※吹替版ではゲレロが兄になっている。

トゥームストーン/ザ・リベンジ

『CLOCK MAGAZINE 2015 Vol.1』リズム時計工業株式会社

 マガジンと銘打ってますが、中身は時計のカタログです。
 CITIZEN、Small World、RHYTHMの時計と、Rhythm Walkerの歩数計・活動量計(※)、そしてトトロやスヌーピーなどのキャラクター時計が掲載されています。
 ええと、ホールクロックのHiARM-416Rが120万円+税(P25)…と、これは金持ち用のやつか。

※本誌掲載の説明文によると、「活動量計とは、歩数だけでなく家事やデスクワークなど、日常生活での運動量を判断して1日の総消費カロリーを計測する機器です。」(P29)とのこと。デスクワークも計量できるのかよ。

CLOCK MAGAZINE 2015 Vol.1

『intoxicate 2015 February #114』タワーレコード

 本誌P08-09に菅原文太追悼記事「菅原文太 ひとり旅するデモクラシーの身体」(文・東琢磨)を発見。
 そういえば高倉健主演の映画はレビューしましたけど(「網走番外地」)、菅原文太主演映画はまだレビューしていませんでしたっけ。

 さて、東映では「制覇」「関東緋桜一家」「日本暗殺秘録」「日本女侠伝 鉄火芸者」「日本女侠伝 激斗ひめゆり岬」「大脱獄」「わたしのグランパ」「県警対組織暴力」が発売されるという。なかでも「日本暗殺秘録」や「女侠伝」シリーズ、そして「県警対組織暴力」は必見だろう。(P09)

 なるほど、そうなのかー。参考になりますわ。

intoxicate 2015 February #114

『Tokyo Beauty-Media gloss 3 March 2015 Vol.001』株式会社サイファ

 フリーマガジン『Coupon Land(クーポンランド)』の後継誌。もちろんこちらもフリーマガジンです。
 そういえばクーポンランドのクーポンを利用して昼飯を食ったことがありましたけど、最近は全然利用していませんでした。そこで本誌のグルメコーナー(P020-036)をチェックしてみると…ランチに使えるクーポンが少ないですな。

Tokyo Beauty-Media gloss 3 March 2015 Vol.001

『イーハトーブいわて冬物語 2015.1.1~3.31』いわて観光キャンペーン推進協議会

 表紙の左下に、少女マンガ『ときめきトゥナイト』の主人公・江藤蘭世がいます。なぜ彼女がそこにいるのかというと、作者(池野恋)が岩手県出身ということで観光キャンペーンと『ときめきトゥナイト』がコラボしたとのこと(P01)。
 なるほど、名探偵コナンが鳥取県の観光PRをするようなものか(作者の青山剛昌は鳥取県出身)。

イーハトーブいわて冬物語 2015.1.1~3.31

『TCA PRESS 03 Mar.2015 Vol.116』株式会社宝塚クリエイティブアーツ

 表紙の人物の赤ジャケット、青シャツ、黄ネクタイの組み合わせはどこかで見たことあるなと思ったら、ルパン三世でした。P03-04の記事によると『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』というミュージカルとのこと。
 そういえばルパン三世は映画「ルパン三世 GREEN vs RED」をレビューしただけでしたな。そのうち他のルパン三世の映画作品を取り上げたいものですねえ。

TCA PRESS 03 Mar.2015 Vol.116

『象印 総合カタログ 2015 No.129』象印マホービン株式会社

 「圧力IHなべ」(P29-30)を見ていたら、こんなものがありました。

白米メニュー
炊飯ジャーのように白米を炊くことができます。

玄米メニュー
玄米をおいしく炊くことができます。

麺メニュー
そばやうどんなど麺をゆでることができます。

パン発酵・パン焼きメニュー
パンの発酵や焼き工程をそれぞれ自動で行うことができます。
(P30)

 圧力鍋に炊飯器とホームベーカリーの機能も付加しちゃったんですか。たまげたなあ。
 この調子なら、そのうちホームベーカリーにも炊飯器や鍋の機能が付いているモデルが登場するかもしれませんねえ。

象印 総合カタログ 2015 No.129

『MITSUBISHI ELECTRIC 調理器具総合カタログ 家庭用 2015-1』三菱電機株式会社

 調理器具の総合カタログだと思ってチェックしてみたら、P1-24が炊飯器、P25がオーブントースター、P26がキッチンドライヤーという、とにかくお米食べろと言わんばかりの偏りっぷりでした。
 釜、釜、釜…と、釜のオンパレードで、他の調理器具が恋しくなります。

MITSUBISHI ELECTRIC 調理器具総合カタログ 家庭用 2015-1

『1up 2015 February 第3号』(株)ワンナップ

 表紙を飾るのはアイマスかと思いきや、どうも違う。そこで調べてみると、ゲームアプリ『TOKYO 7th シスターズ』(P04-05に記事あり)というものだそうです。
 まあ、「熱心なファン」なら即座に見分けがつくのでしょうが、あいにく私はそうじゃない(そもそもどちらのファンでもない)。というわけで、その方面に詳しくない私のような人は、これをアイマスと誤認する可能性がなきにしもあらず。

1up 2015 February 第3号

『ことりっぷ 神田・秋葉原~御茶ノ水・万世橋 山手線さんぽ』JR東日本東京支社

 神田の方はあまり行ったことがありませんが、御茶ノ水と秋葉原の間は何度か歩いています。そういえば本誌で取り上げられている神田明神(P4)や湯島聖堂(P10)には行ったことがありますよ。
 ただ、本誌掲載のショップや飲食店となると、こちらはさっぱりですな。シャレオツなグッズやランチとは縁遠いものでね。

ことりっぷ 神田・秋葉原~御茶ノ水・万世橋 山手線さんぽ

『AKIBA Sizzle 2015.2月号』株式会社堀越

 秋葉原ホビー系フリーマガジン。
 2月といえばバレンタインデー、ということで2月号の表紙はチョコレート(と思しきもの)を持っている女の子のイラストです。
 ところで冊子の中をチェックしてみると、ページ数が振られていません。それはそれで別に構わないのですが、記事を取り上げたい時などはちょっと困りますな。
 例えば表紙の絵の作者(宮倉しいは)のコメントが本誌の中にあるのですが、そこが何ページなのかを示すことはできないのです。あ、ちなみにこの作者さんはお仕事募集中だそうです。

AKIBA Sizzle 2015.2月号

『MC 2015.03.10』レコード新聞社

 表紙を飾るのは、映画「ヘラクレス」の主人公を演じるドウェイン・ジョンソン。顔芸を見せてくれていますが、歯並びはいいです。
 ところでこの映画、観賞しようかなあ。どうしようかなあ。

MC 2015.03.10

 ちなみに、ギリシア神話を題材にした映画の記事は以下の通り。

インモータルズ -神々の戦い-
タイタンの戦い
タイタンの逆襲

『月刊めろり 2015 2月号』メロンブックス

 メロンブックス全年齢向け月刊情報誌。
 ラノベやコミックのみならず、同人誌の新刊情報も載っています。それだけ同人誌が売れているということなのでしょう。
 ちなみに艦●これくしょんの同人誌が多かったです。●これの人気の高さがうかがえます。

月刊めろり 2015 2月号

『TSUTAYA CLUB MAGAZINE 2015 3 vol.230』TSUTAYA

 巻末の「先取り今後の注目リリース」(P94-95)に「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」が3月18日レンタルリリースとの情報がありました。
 そういえばエクスペンダブルズは1と2をレビューしたから、3もいずれは観賞してレビュー記事を投稿しておきたいところです。

TSUTAYA CLUB MAGAZINE 2015 3 vol.230

【関連記事】
エクスペンダブルズ
エクスペンダブルズ2
エクスペンダブルズ3

『Yodobashi-Akiba FLOOR GUIDE』ヨドバシカメラ

 ヨドバシカメラ秋葉原店(Yodobashi-Akiba)のガイド。外国人観光客向けに作られているためか、英語、日本語、中国語、韓国語の4ヶ国語で表記してあります。
 そういえば店内のそこかしこで外国人観光客と思しき人たちを見かけましたな。

Yodobashi-Akiba FLOOR GUIDE

ディクスン・カー「第三の銃弾」

あらすじ…元判事チャールズ・モートレイクが殺された。現場に居たガブリエル・ホワイトが逮捕されるが、彼が所持していた銃によって殺されたのではないことがわかった。現場の部屋から発見された第二の銃が凶器と思われたが、鑑定の結果、別の銃(第三の銃)によって殺されたことが明らかになる。

「第三の銃弾」人物関係図

 人物関係図は話の途中までの段階にとどめておきました。捜査の進展によって新しい人物が登場したり、モブキャラだと思っていた人物がモブじゃなくなって事件に深くかかわっていることが明らかになったりするので、気になる読者は上図をプリントアウトして適宜書き足して下さい。
 さて、今回の事件は…密室トリックですか。しかも、ご丁寧に見取図付き(P192)ですよ。
 こちらの見取図についても、捜査の進展に伴って書き加えるべき点が幾つか出てきますので、謎解きに取り組む際にはプリントアウトしておくことをおすすめします。

【参考文献】
ディクスン・カー『カー短編集2』東京創元社

ディクスン・カー「赤いカツラの手がかり」

あらすじ…人気者の女性が不可解な状況で死んでいるのが発見された。ジャックリーヌ・デュボア記者が事件を追う。

「赤いカツラの手がかり」人物関係図

 被害者のヘイゼル・ローリングについて少々説明しておくと、彼女は「新しい体操」(P124)を提唱し、それによって体がスリムになると説く人気者です。現代の女性誌でも、ダイエットの記事などでこの種の人間を見出すことができるんじゃないでしょうか。
 で、話を戻すと、ヘイゼルは下着姿で公園のベンチに座っている状態で死んでいるのを発見されました。そしてジャックリーヌ記者が女性ならではの視点で推理するのが本作品の醍醐味です。

 ちなみに、タイトルにある「赤いカツラ」とは、被害者の傍に置いてあったもので、これが彼女のものだとするならば、変装用だと思われます。何しろ彼女は有名人ですから、人目を忍んでどこかへ行く場合などは変装せねばならんでしょうな。その程度のことなら、私でも察しが着きます。

【参考文献】
ディクスン・カー『カー短編集2』東京創元社

ディクスン・カー「ある密室」

あらすじ…書籍収集家の金持ちが密室で襲われた。フェル博士が密室トリックに挑む!

「ある密室」人物関係図

 タイトルに「ある密室」(原題:The Locked Room)とあるように、密室トリックをメインに据えた作品。
 どんなトリックが使われたのか言及するとネタバレにつながりかねないので、それについてはコメントを差し控えさせていただきます。
 その代わり、人物関係図について少々。登場人物の数が(短篇作品であることを考慮しても)少ないので、犯人を絞り込むのは比較的容易かもしれません。
 ではどうやって絞り込むか? まず第一に、捜査関係者のハドリー警視とフェル博士は除外していい。次に…おっと、ここから先は読者の楽しみとして取っておくことにしましょう。

【参考文献】
ディクスン・カー『カー短編集2』東京創元社

ディクスン・カー「軽率だった夜盗」

あらすじ…とある山荘に、高価な絵が3枚も飾られていた。ある夜、夜盗が侵入するが、山荘にいた者らが駆けつけてみると、夜盗は殺されていた。しかも、夜盗のマスクを取ってみると、山荘の主人マーカス・ハントだった。

「軽率だった夜盗」人物関係図

 冒頭、マーカス・ハント、アーサー・ロルフ、デリク・ヘンダーソン(※)の3人の会話で幕を開けます。低予算で作られたクソ映画なら、こういうシーンはただの尺稼ぎなので別に忘れてしまっても構わないのでしょうが、ディクスン・カーほどの名手による作品ともなれば、どこかしらに伏線なりヒントなりが潜んでいるはずです。
 そう、例えば3枚の絵について、

 この絵は美術商アーサー・ロルフにとって、価格を考えただけで、からだが震えてくるていの代物だった。美術批評家デリク・ヘンダーソンの目には、全力をあげて取り組むに足る対象と映った。(P57)

 とあり、二人は絵画を狙う動機があった、と見ることができます。これ以上はネタバレになりかねないのでこれくらいにしておきます。

※後半、彼の名前はデク・ヘンダーソンと表記されていました。

【参考文献】
ディクスン・カー『カー短編集2』東京創元社

ディクスン・カー「妖魔の森の家」

あらすじ…若い男女が老貴族H・M卿をピクニックに誘う。その行先は、20年前に少女が失踪した別荘だった…。

「妖魔の森の家」人物関係図

 H・Mとは、ヘンリー・メルヴィル(作品中の早い段階で明かされるから、ここでバラしても問題あるまい)、即ちディクスン・カーが創った名探偵の一人です。
 そんな名探偵をピクニックに誘おうというウィリアムとイーヴには、ある種のうさん臭さを感じずにはいられませんでした。

 ちなみに、タイトルの妖魔とは何かというと、本作の原題が"The House in Goblin Wood"なので、ゴブリンのことです。ゴブリン(本書では「小鬼」と表記)が12歳の少女をさらったという噂が立ったとのことですが、本作はファンタジー小説でもなく、怪奇小説でもなく、推理小説なので、ゴブリンは登場しません。

【参考文献】
ディクスン・カー『カー短編集2』東京創元社

『ふれ愛交差点 2015 2』CGCグループ

 特集は、2月ということもあって「バレンタインデー」。「ママの手作りチョコレート」(P9-10)という記事があり、そこには4種類の手作りチョコのレシピが掲載されています。しかもそのうちの2種類がパパ向けでもう2種類が子供向けとなっています。
 ということは、本記事(というよりそもそも本誌)は子持ちの主婦向けに作られているのだな。

ふれ愛交差点 2015 2

【追記】
 後日、ここに掲載されている「おとなのチョコバウムクーヘン」(P9)を作ってみました。

おとなのチョコバウムクーヘン

 出来は…初めて作ったんだし、多少はね? といったレベルです。仕方ないね。

『みずほプレミアムクラブ』のご案内

 ある日のこと、私の許に「『みずほプレミアムクラブ』のご案内」が届きました。案内の冊子によると、「みずほプレミアムクラブ」とはみずほ銀行が提供する会員制サービスで、みずほ銀行の顧客の中で所定の基準(詳細は不明)を満たした者のみが利用できるようです。

 それではこのプレミアムクラブの会員になることでどんなサービスを受けられるのかチェックしてみると、「提携美術館・博物館観覧料等の特別ご優待」(P19)というものがありました。東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(企業合併のせいで名称が長い!)や東京国立博物館の総合文化展を特別ご優待料金で観覧できるとのこと。
 私はどちらにも行ったことがありますが、そう何度も足を運ぶほど「熱心」じゃない。このサービスでどれくらい割引きされるのかわかりませんが、一回か二回行ったくらいでは「お得具合」は多寡が知れています。これをきっちり活用するには、私なんかよりももっと頻繁に美術館・博物館を利用しないといかんでしょうな。

 尚、みずほプレミアムクラブにはこれ以外にも様々なサービスがありますが、割愛。

『みずほプレミアムクラブ』のご案内

『R25 2.12-3.11 2015, No.364』リクルート

 表紙に「ロボットは敵か、味方か」と書いてあったので私の見解を少々。
 今のところロボットは味方ですが、敵にもなりえます。例えばダーイシュ(ISIS, ISIL)がロボットを使ってテロを起こしたら、そのロボットは我々にとっては敵ですからね。
 …え? ロボット三原則? そもそもロボット三原則は理念であって、実効性の伴う法律ではありません。それにテロリストがロボット三原則を遵守するとは思えませんな。

R25 2.12-3.11 2015, No.364

『タイガー総合カタログ No.73 2014 Autumn&Winter』タイガー魔法瓶株式会社

 コーヒーメーカーのページ(P19-20)をチェックしていたら、当たり前のように魔法瓶のサーバーが登場していました。さすがはタイガー魔法瓶株式会社といったところでしょうか。
 ええ、もちろん魔法瓶の品揃えも充実してますよ。ポット(P36-37)やステンレスボトル(P38-42)は無論のこと、スープカップ(P43)や弁当箱(P44)なんてのもあるくらいですからね。

タイガー総合カタログ No.73 2014 Autumn&Winter

『Panasonic 調理器具総合カタログ 2014/冬』パナソニック

 ホームベーカリーのページを読んでいたら、「1斤のパンが60分で焼き上が」(P6)るという機能を発見(※)
 自宅のホームベーカリーで何時間もかけてパンを作っている私にとっては、これは羨ましいと言わざるをえない。技術開発でここまで時間短縮が可能になったとは驚きです。

※この機能はSD-BMT1000のみとのこと。ただ、時間が経てば対応機種も増えることでしょう。

Panasonic 調理器具総合カタログ 2014/冬

『TOSHIBA 総合カタログ 2014-1号』東芝

 新しいコーヒーメーカーを買おうか買うまいか考えて、新宿のヨドバシカメラでこのカタログを入手しました。
 で、コーヒーメーカーが掲載されているページ(P4)に「もちつき機」なるものがありました。我が家にあるホームベーカリーでは餅つきの機能も付いていますが、こちらは餅つきがメインとなっています(※)
 こんなものが世の中にあるとは、たまげたなあ。

※カタログによると、PFC-20FK(WT)はパン生地の練りと一次発酵の機能も付いているが、焼き上げまではしてくれない。AFC-10F(WT)はそもそもパン機能はない。

TOSHIBA 総合カタログ 2014-1号

ディクスン・カー「めくら頭巾」

あらすじ…クリスマスの夜、ハンター夫妻は友人宅を訪ねるが、友人とその家族はおらず、見知らぬ若い女性が出てくる。その女性は19世紀にその家で起きた怪事件を語る。

「めくら頭巾」人物関係図

 タイトルは今日の観点からすれば不適切な表現を取っていますが、本書にそう書いてある上、一介の読者に過ぎない私は変更する権限を持たないので、そのまま使わせていただきます。まあ、今だったら「目かくし頭巾」となるんでしょうけどね。

 さて、本作は「もう一人の絞刑吏」や「目に見えぬ凶器」などと同様に話中話の形式を取っており、人物関係図はその若い女性が語る昔話を基に作成しています。尚、ハンター夫妻はその昔話に登場しないので人物関係図には載せませんでした。

 それでは人物関係図をチェックしてみると…誰が犯人なのか予想が着いちゃいますね。おっと、誰が犯人かは明かしませんよ。
 ちなみに犯行のトリックですが、これまた明かすわけにはいきませんが、ものすごい偶然を利用しています。

【参考文献】
ディクスン・カー『カー短編集1』東京創元社

ディクスン・カー「目に見えぬ凶器」

あらすじ…17世紀の怪事件を語る。

「目に見えぬ凶器」人物関係図

 人物関係図を見れば犯人は誰だかわかってしまいそうなものですが、本作のテーマは「犯人は誰か?」というよりも、邦題「目に見えぬ凶器」(※)とあるように「凶器は何であるか?」というところにあります。
 結局その凶器は発見されませんでしたが、事件現場をきちんと押さえて徹底的に捜査すれば見つかっていたかもしれません。

※ちなみに原題は"Person or Things Unknown"であり、「不明な人もしくは物」(P279)といった意味。

【参考文献】
ディクスン・カー『カー短編集1』東京創元社

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