オペラの怪人(1943年、アメリカ)
監督:アーサー・ルービン
出演:クロード・レインズ、ネルソン・エディ、スザンナ・フォスター、ヒューム・クローニン
原題:PHANTOM of the OPERA
原作:ガストン・ルルー『オペラ座の怪人』
備考:怪奇映画、水野晴郎のDVDで観る世界名作映画
あらすじ…パリのオペラ座に住んでいる怪人。彼は一人の唄姫をなぜか愛し、その女性の為に恐怖の仕掛けをし、プリマドンナをおどし、さまざまなおそろしいことをする。(DVDパッケージ裏の紹介文より引用)
冒頭の30分ほどを使って「オペラの怪人」がいかにして誕生したか(エリックが怪人に変身した経緯)が描かれているのが特徴的な作品。
これによって「怪人の事情」がある程度は明らかになるものの、観ているこっちの方は怪人の正体を既に知っていることになり、そのせいで怪人の正体が不明であるという不気味さはどこかへ行ってしまっているようです。
ちなみに私は原作の小説を中学生か高校生の頃に読んだ記憶があり、怪人が墓場でクリスティーヌにレッスンをつけるくだりなどを憶えています。この92分の映画ではそういったところなんかはカットされているのか…。
最後に一言。音楽は良かった。
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