三島由紀夫『仮面の告白』新潮社(2)
第2章あらすじ…ちんちんおっきおっき&初恋の相手は不良学生♂。
第2章は主人公の中等部時代を描いており、いよいよホモ小説らしくなって参りました。
さて、第2章のストーリーに触れる前に、簡単な用語解説を。
・玩具(P35)…男根のこと。いじくりまわすんですねわかります。
・悪習(P41)…自慰行為。男子中学生なら珍しくない。
・経験者(P48)…性交の経験者のこと。つまり非童貞。
主人公はグイド・レーニの「聖セバスチャン」をオカズにシコっています。それはどんな絵だろうかと思ってネット上を探してみたところ、簡単に発見できました。しかも著者が聖セバスチャンに扮した写真まで出てきましたよ…。
この「聖セバスチャン」を見ていると確かに「色気」は感じますが、私の「玩具」は反応しない。だとすれば私はやっぱりノンケなんだなと確認できます。
尚、初恋の相手(近江)については割愛。
【参考文献】
三島由紀夫『仮面の告白』新潮社
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