福山隆&宮本一路『2013年、中国・北朝鮮・ロシアが攻めてくる 日本国防の崩壊』幻冬社
これを読んでいるのは2014年9月であり、この時点ではまだ中国も北朝鮮もロシアも(本格的な軍事侵攻という意味では)攻めてきていません。又、日本の国防も崩壊していません。
とはいえ、こうやって「最悪の事態」を想定しておくのは、危機管理の上では重要であり、決して無駄なことだとは思いません。
ちなみに本書のタイトルは中朝露が同時に攻めてくるとも取れるものとなっていますが、本書を読むと3ヶ国同時とは想定していないようです。
まあ、さすがにそれをやったら、中朝露VS日米韓台の東アジア大戦争になっちゃいますな。そうなると、新書の文量ではとても足りないものと思われます。
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