七穂美也子『悪魔様のお気に入り』集英社
あらすじ…魔界<自殺者の森>に住む超絶美貌の魔王、魁偉公子シトリ。旅の道中彼が拾ったのは、魔法のリボンで体をがんじがらめにされた巨大な狼。シトリは北方の神々に封じられたその危険な魔物フェンリルを「愛玩物」として飼うことに決めたのだが!?(裏表紙の紹介文より引用)
まず最初に断わっておきます。エロ(それも男色)描写注意。
シトリが飼い主でフェンリルがペットという主従関係ならば、シトリが攻めでフェンリルが受けなのかなと思ったら違いました。エピソード1のベッドシーンを読んでみると、最初こそシトリがリードしていたものの、本番行為の段階ではフェンリルの方が挿入していました。
シトリは受けの方が好きなのか、あるいはフェンリルの尻を開発するのが面倒だったのか、ノンケの私にはよくわかりませんな。
【参考文献】
七穂美也子『悪魔様のお気に入り』集英社
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