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船橋洋一『日米経済摩擦 ―その舞台裏―』岩波書店(1)

 1980年代のレーガン政権時代の日米経済摩擦を取り扱った本。第1部(I 解剖―日本の政策決定)では日本、第2部(II 解剖―アメリカの政策決定)ではアメリカを描き、第3部(III 三大摩擦の構図)では自動車・コメ・通貨の問題を取り上げています。
 さて、日米経済摩擦といえば、アメリカ政府が市場開放などの要求を出す「外圧」と、それに対して日本政府が「譲歩」するという構図が有名ですが、「はじめに」によると本書発行時点(1987年)で既に下記の様相を呈しています。

 日米経済摩擦に伴う「外圧―譲歩」の悪循環は、すでに「外圧―譲歩」ファティーグ(疲れ)とも言うべき現象をもたらしており、このままでは双方のナショナリズムの衝突を引き起こしかねない。(P6)

 この「外圧―譲歩」ってのは90年代も続くんですよねえ。クリントン政権時代にはスーパー301条なんてものがありましたっけ。

 長くなってきたので続きは次回。

【参考文献】
船橋洋一『日米経済摩擦 ―その舞台裏―』岩波書店

【目次】
日米経済摩擦(1)
日米経済摩擦(2)
日米経済摩擦(3)
日米経済摩擦(4)
日米経済摩擦(5)
日米経済摩擦(6)
日米経済摩擦(7)

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