サイコ(1960年、アメリカ)
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー、ヴェラ・マイルズ、ジョン・ギャビン
原作:ロバート・ブロック
原題:Psycho
備考:サスペンス
あらすじ…会社の金を持ち逃げしたマリオンは、逃亡中に泊まったモーテルで殺される。
ジャネット・リーがシャワールームで惨殺されるシーンがあまりにも有名な映画。
そのシーンはそれはそれで面白いのですが、既に色々なところで言及されているので、私は別のシーンについて少々述べさせていただきます。
車で逃走中のマリオン(ジャネット・リー)は警官に職質を受けるのですが、職質を終えて車を発進させると、なんとパトカーがついてくる!
あのおどろおどろしいBGMが流れる中、マリオンが
(ヤダ…! 私、尾行されてる!?)
という表情で運転するさまはスリリングです。
その後、パトカーは別の道へ行き、尾行じゃないとわかってホッとするものの、中古車ディーラーのところで車を買い替えようとすると…。観ているこっちの方もなかなか緊張感を緩めることができない展開が続きます。
犯罪者としては素人ともいうべきマリオンならば、この展開には神経をすりへらしてしまい、モーテルに着く頃には精神的にボロボロになっていたとしてもおかしくはないでしょう。
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・ヒッチコック
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