林不忘「のの字の刀痕」
あらすじ…長屋で死体が発見される。状況から自殺と判断されるが、不審を抱いた勘弁勘次は親分の釘抜藤吉に相談する。
死体の身許は服装からお御輿栄太と判断されます。というのは、死体の顔面は熱湯を浴びていて判別が付かなかったからです。
…ん? 顔が判別できない? そういう場合、すり替えのトリックが行われたと見るのが妥当です。
【参考文献】
林不忘『林不忘探偵小説選』論争社
« カミュ「転落」 | トップページ | 林不忘「怪談抜地獄」 »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- 樋口一葉「この子」(2023.05.16)
- 樋口一葉「わかれ道」(2023.05.15)
- 樋口一葉「うつせみ」(2023.05.14)
- 樋口一葉「ゆく雲」(2023.05.13)
- 樋口一葉「大つごもり」(2023.05.12)
コメント