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林不忘「影人形」

あらすじ…芸人の大石武右衛門が殺された。その時たまたま居合わせた釘抜藤吉が捜査に乗り出す。

「影人形」人物関係図

 物語を読み進める上で注意しなければならない点を二つ挙げておきます。
 一つは席主の幸七が途中でなぜか幸吉に改名されているということです。紛らわしいですが幸七と幸吉は同一人物です。
 もう一つは釘抜藤吉と同名の人物(藤吉)が登場するということです。ですので、ここでは目明かしの藤吉を釘抜藤吉、色物席の藤吉を出方の藤吉と表記します。

 さて、出方の藤吉は障子に映った怪しい人影を目撃するわけですが、本作品のタイトル(「影人形」)がこの影の正体をネタバラシしてくれています。又、それにより犯人を当てるのも容易になっています。
 さすがにこのタイトルはまずいということですな。

【参考文献】
林不忘『林不忘探偵小説選』論争社

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