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アガサ・クリスティー「安アパート事件」

あらすじ…ヘイスティングス大尉はロビンスン夫人からアパートを相場よりもかなり安く借りることができたという話を聞く。翌朝、ヘイスティングスはポアロにその話をする。

 物語の中盤でスパイ事件の様相を呈してきます。少々長くなりますが、ポアロのセリフを一部引用します。

半年ちょっと前のことだが、アメリカ政府のある省から、海軍の軍計画に関する重要書類が盗まれた。これには最も重要な港湾防備施設の位置が示されてあって、外国政府……たとえば、日本政府などにとっては、相当な金を出しても手に入れたいものなんだ。(P83)

 第一次世界大戦と第二次世界大戦の間に展開された日米のスパイ戦争が、ロンドンに飛び火した格好です。

【参考文献】
アガサ・クリスティー『ポアロ登場』早川書房

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