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アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)』角川書店(14)

 「第十四章 東方路線か東方政策か」(P340-375)では第十三章に引き続き外交政策について述べていますが、この第十四章をものすごく簡単に要約すると、
「ドイツ民族が繁栄するには新しい土地が必要だ。だから東へ領土を拡大しようぜ!」
 というものです。ここで言う東とは、本章を読む限りでは「ロシアとそれに従属する周辺国家」(P358)を指すものと思われます。
 もちろんヒトラーが力説する領土拡大には武力行使を伴うわけで、後のポーランド侵攻やバルバロッサ作戦を思い起こさずにはいられません。

【参考文献】
アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)』角川書店

『わが闘争』(目次)

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