ファンタジア(1940年、アメリカ)
監督:ベン・シャープスティーン
出演:レオポルド・ストコフスキー、フィラデルフィア管弦楽団、ミッキーマウス
原題:Fantasia
備考:アニメ
あらすじ…クラシックの名曲に合わせてアニメが展開される。
この映画はおよそ8つのパートに分かれます。
(1)J.S.バッハ「トッカータとフーガ ニ短調」
(2)チャイコフスキー「組曲:くるみ割り人形」
(3)デュカース「魔法使いの弟子」
(4)ストラヴィンスキー「春の祭典」
(5)ベートーヴェン「交響曲第6番 田園」
(6)ポンキエッリ「時の踊り」
(7)ムソルグスキー「禿山の一夜」
(8)シューベルト「アヴェ・マリア」
魔法使いの格好をしたミッキーマウスが登場するのは(3)デュカース「魔法使いの弟子」で、これが一番ストーリーらしいストーリーを持っています。
ここではミッキーは魔法使いの弟子となっていて、水汲みの雑用をこなしています。ところがミッキーは師匠の魔法使いが眠りに着いた隙に師匠の帽子をかぶって箒に魔法をかけて動かし…。
もちろんミッキーは未熟な弟子ですから、後でしっぺ返しを食らうことになるのですが、ミッキーの気持ちも少しはわかります。水汲みという大変な作業を誰かに肩代わりしてもらいたいものだし、何より魔法を(使えるものなら)使ってみたいという誘惑には抗いがたいものがあります。
とはいえ、魔法にせよ呪術にせよ、素人がおいそれと手を出していいものじゃないということをお忘れなく。
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