星新一「手紙」
あらすじ…政治家の男が自分の部屋で手紙が来るのを今か今かと待ち構えていた。彼は人生の岐路に立つ度に謎の手紙を受け取り、それに従って成功を収めてきたのだ。
もしも手紙を受け取った人物が、口の軽い人物で手紙のことをすぐに口外したり、あるいは手紙の指示通りに動かないような人物だったとしたら…。いや、送り手は事前調査くらい済ませていて、彼のように指示通りに動いてくれる人にしか手紙を送らないのかもしれません。
【参考文献】
星新一『おみそれ社会』講談社
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