星新一「むだな時間」
あらすじ…隠退生活を送るエル博士のもとへ、広告業を営む息子のアール氏が訪ねる。エル博士はアール氏に、テレビのコマーシャルを消す装置を見せる。
エル博士はテレビのコマーシャルをムダと断じていますが、これは使いようによっては有効です。例えば、コマーシャルの時間になったらトイレに行ったり、冷蔵庫へ飲み物を取りに行ったり、あるいは他のチャンネルへザッピングしたりといったことです。
【参考文献】
星新一『ボンボンと悪夢』新潮社
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