三津田信三「夢の家」
あらすじ…ホラー小説家の主人公は、寿司屋で偶然出会った男から、不可解な夢の話を聞く。それは、ある女性から家に誘われて次第に奥へ入って行くというものだった。
相手の夢世界に干渉して自分のフィールドに引っ張り込む。そんな呪術をこの女性は使ったということでしょうか。
仮にそんな呪術が存在するとして、それを何と呼べばいいんだろう。とりあえずその呪術を「夢拘引(ゆめこういん)」とでも名付けておきましょうかね。
【参考文献】
三津田信三『ついてくるもの』講談社
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