トーマス・マン「神童」
あらすじ…神童ビビイのピアノコンサートが開催される。
ビビイはW.A.モーツァルトのような天才音楽少年といったところでしょうか。ともかくも作品の前半は彼の演奏の描写が続きます。
そして後半は、それを聴く様々な人たち(老紳士、商人、ピアノの女教師、若い娘、士官)がそれぞれ感想を思い浮かべてコンサートは終了します。
このブログでレビューをやっている身としては、後半の彼らの諸々の感想が少しばかり気になりますが、別に彼らとレビューを競おうというわけではありません。私は彼らと違って現場に居たわけではないし、そもそもビビイの演奏を聴いたことさえないのですから。
【参考文献】
トーマス・マン『改訳 トオマス・マン短篇集II』岩波書店(絶版)
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