野梨原花南『イバラ学園王子カタログ』一迅社
あらすじ…亡国の王子クランツが女装して女子校に潜入し、三人のマロウル皇子をたぶらかそうとする。
巻末の「あとがき」で作者は「設定としてはBLっぽいのにBLでもないです」(P254)と述べていますが、いやいや、男の娘(おとこのこ)だって立派(?)にBL(ボーイズラブ)の一種ですぞ。それに、セクシーポーズを取るクランツ♂を見るスズラウ♂の表情(P15)を見ると、「あっ…(察し)」と思えてきますからね。
さて、人物関係図を作ってみると…。
やっぱりBLじゃないですか。女子校が舞台のはずなのに、このホモホモしさはどういうことなの…。
【参考文献】
野梨原花南『イバラ学園王子カタログ』一迅社
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