グラント・アレン「ダイヤモンドのカフリンクス」
あらすじ…「メキシコの千里眼」事件でクレイ大佐に一杯食わされたヴァンドリフトとウェントワース。二人はそれぞれの夫人を伴ってスイスへ出かけた。
百万長者というのは、ありとあらゆるタイプの強欲な人間につきまとわれるのに慣れているから、たまに素朴な若夫婦に出会うと、純粋に人間どうしの関係を大いに楽しむのである。(P35)
これを読んでクサイな…と思ったのは、私が人間不信だからか、あるいはミステリ小説で鍛えられているからでしょうか。
【参考文献】
グラント・アレン『アフリカの百万長者』論争社
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