マルセル・エイメ「壁抜け男」
あらすじ…パリの小役人デュチユールはある日突然、自分が壁を通り抜ける能力があることに気付く。デュチユールはその能力を使わずに過ごしていたのだが、パワハラ上司への嫌がらせに壁抜けを使ったのをきっかけに、窃盗をするようになり…。
平凡な小市民が突如としてこんなチート能力を持ってしまったら、そりゃあ、おかしくなりますな。私も気を付けないと…って、そんな事態はまず起こらないか。
起こるとしたら、ファンタジーの世界です。
【参考文献】
マルセル・エイメ『壁抜け男』早川書房
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