寺山修司『家出のすすめ』角川書店(1)サザエさんの性生活
寺山修司によると、「サザエさんはエロチシズムとは全く無縁の女」(P29)であり、その夫であるマスオは「手淫常習癖」(P30)だそうです。で、そんな二人の性生活は以下の通り。
サザエさんは月にほんの一、二回、正常位で性行為をいとなんでタラちゃんを生み、その後は聖書でいましめるように「出産を目的としないようなセックスの快楽」からきっぱりと足を洗い、もっぱら食欲の方に生甲斐を向けるようにしたのです。(P29)
念の為に言っておきますが、これ、寺山修司の妄想ですからね。
でも、そう言われれば、サザエさんにはエロいイメージはありませんねえ。彼女は24歳の人妻なのに!
【参考文献】
寺山修司『家出のすすめ』角川書店
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