米原万里『マイナス50℃の世界』角川書店
シベリアのヤクート自治共和国(現サハ共和国)の取材レポート。
これを読んでいる時は寒かったのですが、中身を読んでみると我々の常識を超える寒さの世界が描かれており、自分が今感じている寒さなんてあっちじゃ寒さの内に入らないんじゃないかと思えてきました。
例えば、マイナス39度で現地の人に「暖かい」と言われ(P16)、魚を釣り上げたら10秒で凍結(P53)、ビニール・プラスチックは使えない(P97)などなど…。もうこうなると、こっちの寒さがおこがましいです。
【参考文献】
米原万里『マイナス50℃の世界』角川書店
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