マシンガン・パニック 笑う警官(1973年、アメリカ)
監督:スチュアート・ローゼンバーグ
出演:ウォルター・マッソー、ブルース・ダーン、ルイス・ゴセットJr.、アルバート・ポールセン
原題:The Laughing Policeman
原作:マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー『笑う警官』(<マルティン・ベック>シリーズ)
備考:サスペンス
あらすじ…ある日、バスで銃乱射事件が発生。被害者の中にエバンス刑事がいて、彼は休暇中に単独で2年前の事件を追っているらしかった。
最初に断わっておきますが、私は<マルティン・ベック>シリーズは未読ですし、当然ながらこの映画の原作も未読です。よって、原作との比較はせず、そちらの作業は誰か他の人、例えばミステリマニアに任せます。
さて、この映画を一回観ただけでは全ての人物関係を把握するのは困難でした。というわけでもう一度観賞して人物関係図を作ってみました。尚、ポン引きや暴走族、検事などの「枝葉末節」は省略しています。
それから冒頭の尾行について。尾行される方は刑事の尾行に気付いているし、尾行している方も相手に気付かれていることをわかった上で尾行しています。要するに尾行はバレバレなのですが、尾行による精神的圧迫で相手に尻尾を出させようというのかもしれません。まあ、実際にはわざと…おっと、さすがにこの先は伏せておきます。
ちなみに、このような精神的圧迫の手法は、後の方でジェイク・マーティン刑事(及びレオ・ラーセン刑事)が、ある人物に対して行なっています。詳しく書くとネタバレになるのでこれまた伏せますが、泥臭いと言えば泥臭い。
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