『歴史図書総目録2013』歴史図書目録刊行会
本書は歴史本の目録なのですが、そこからいくつか適当にピックアップしてみると…
・エジプト王家の谷・西谷学術調査報告書I(税込39900円)(P36)
・クロムウェルとイギリス革命(税込5880円)(P193)
・展望 河口慧海論(税込3990円)(P316)
一般的な書籍より高額です。これらは学術書であり、専門性の高さゆえに需要が非常に限られており、どうしても小部数発行にならざるをえません。そのため、規模の経済性が働かずに値段が高くなってしまうのです。
閑話休題。
このブログでは歴史の本を何冊かレビューしており、その中にこの目録に掲載されているものがありはしないかと、ちょっとばかり探してみましたが、みつかりませんでした。そういえば学術書レベルのものは殆ど読んでいませんでしたな。
とはいえ、高価だから買うわけにもいかないし、近所の図書館でもちょっとお目にかかれそうにないものばかり出からなあ…。
…え? お前は学術書を読んで理解できるのかって?
それはジャンルにもよります。例えば『ウェストミンスター神学者会議議事録<抄>』(P244)は私には理解できないと断言できます。しかし、『日本神話を語ろう――イザナキ・イザナミの物語――』(P12)ならば、日本神話の知識をある程度持っているからおそらく理解できるでしょう(※)。
※ただし身銭を切ってまで読みたいかどうかというと話は別。
【参考文献】
『歴史図書総目録2013』歴史図書目録刊行会
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