豪姫(1992年、日本)
監督:勅使河原宏
出演:宮沢りえ、仲代達也、永澤俊矢、三國連太郎、松本幸四郎
原作:冨士正晴
備考:時代劇
あらすじ…前田利家の娘で豊臣秀吉の養女となっていた豪姫は、古田織部の下人・ウスを連れて千利休の首を強奪する。
レンタルビデオのDVDに収録されている予告篇や特報を視聴してみると、昔の絵の中に豪姫とおぼしき女性が描かれています。これを観て私は、フェデリコ・フェリーニ監督の映画「サテリコン」を思い出しました。そういえばどちらも芸術性の高い作品ですな。
それから、この映画には古田織部の他にも蒲生氏郷や細川忠興、高山右近といった面々が登場します。なぜ彼らが出てくるのかなと思って少々調べてみたら、彼らは利休七哲でした。なるほど、茶道の人脈か。
最後に、宮沢りえのベッドシーンについて。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、正直言ってショボイです。
でも、当時18歳のアイドルではあれが限界だったのかなと思います。というわけで、宮沢りえのエロはあまり期待しないように。
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・利休
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謹言
冬山の野辺傷負へるウスの耳口付け癒やす豪姫の唾
豪姫は胸のさらしをむき出して裂きウスの耳傷へあてがう
投稿: suga | 2015年2月20日 (金) 18時52分