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堀江あき子=編『昭和少年SF大図鑑 昭和20~40年代 僕らの未来予想図』河出書房新社

 当時のイラストを眺めているだけでも楽しいのですが、現代の視点で見ると突っ込みどころがあったりします。

うかぶ大宇宙鏡
「南極の氷もとかす うかぶ大宇宙鏡」 伊藤展安/画
『少年』 昭和34年8月号(第14巻9号)口絵
(P11)

 地球温暖化で氷が溶けて海水面が上昇する問題が起きている今となっては、こんなことをやるわけにはいかない。それに、そこに棲んでいるペンギンやアザラシはどうなっちゃうの?

マンモス原子力列車
「マンモス原子力列車」 岡崎甫雄/画
『少年マガジン』 昭和39年8月16日号(第6巻34号)口絵
(P22-23)

 ソ連で考えられているという列車だそうです。高さ30m、時速150km。もちろん動力は原子力です。
 こんなのが時速150kmで事故を起こしたら、放射能漏れがひどいことになるでしょう。あのチェルノブイリの大事故が起こった時、当初ソ連はこれを隠蔽しようとしていたから、マンモス原子力列車で大惨事が起きたとしても、同様に隠蔽しようとするんでしょうなあ。

 他にも色々と突っ込みたくなる箇所が見受けられますが、とりあえずこのくらいにしておきます。

【参考文献】
堀江あき子=編『昭和少年SF大図鑑 昭和20~40年代 僕らの未来予想図』河出書房新社

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