モーパッサン「トワヌ」
あらすじ…田舎の酒屋の亭主トワヌは冗談がうまく、酒屋は繁盛していた。しかしある時、トワヌは脳溢血で全身不随となり、寝たきりになってしまう。
物語の後半でトワヌは、とある仕事を細君からおおせつかることになります。ネタバレ防止のためにその仕事の内容は伏せますが、まさか寝たきりの人間にそんなことをさせるとは…。しかもそれに一種の感動さえ伴ってくるのだから驚きです。
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
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