レイモンド・カーヴァー「嘘」
あらすじ…夫婦喧嘩。
なんだかよくわからないままに夫婦喧嘩が始まって、よくわからないうちに終わってセックスに突入しています。
作中で言及されている「アントニオーニの『欲望』」や「レフ・トルストイの伝記」(いずれもP265)が読解のカギになるのかもしれませんが、あいにく私はどちらも知らないし、調べようという気にもなりません。
なぜ調べる気にならないのかって? それに対する私の回答は、「夫婦喧嘩は犬も食わない」。
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あらすじ…夫婦喧嘩。
なんだかよくわからないままに夫婦喧嘩が始まって、よくわからないうちに終わってセックスに突入しています。
作中で言及されている「アントニオーニの『欲望』」や「レフ・トルストイの伝記」(いずれもP265)が読解のカギになるのかもしれませんが、あいにく私はどちらも知らないし、調べようという気にもなりません。
なぜ調べる気にならないのかって? それに対する私の回答は、「夫婦喧嘩は犬も食わない」。
お台場で入手しました。
特集記事は「お台場で楽しむ『極上のカフェタイム』」(P6-9)。ぶっちゃけ飲み物よりもスイーツ(笑)の比重が大きいのですが、よく見るとタリーズコーヒーやサンマルクカフェといったチェーン店があります。チェーン店なら、わざわざお台場へ行かなくても味わえますな。
近所のゲオで入手しました。
表紙を飾るのは、『劇場版ATARU -THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-』に主演の中居正広。頭髪の後退具合が…。
それはさておき、P2-3では「ゲオ韓流キャンペーン」を紹介しています。
それによると、キャンペーン対象商品(韓流DVD&ブルーレイ、K-POPのCD、韓流ドラマのサウンドトラック)を5枚レンタルするごとにポストカードをプレゼント。更にポストカードと一緒に貰えるチラシに応募券が付いており、それを集めて応募すると抽選で豪華商品をプレゼントするというものです。
ちなみに、応募券10枚コースに応募するには、対象商品を50本レンタルしないといけない計算になります。私には無理ですな。
あらすじ…ウェス・ハーディンの写真を見る。
ウェス・ハーディン(Wes Hardin)なる者について少々調べてみたところ、アメリカに実在したアウトローのジョン・ウェズリー・ハーディン(John Wesley Hardin)のようです。
又、画像検索してみると、裸にむかれたハーディンの死体写真が出てきました。このヒゲはダニー・トレホに似ていますな。
あらすじ…遠征軍がインダス川に到達した。
詩の中では明白に書かれているわけではありませんが、これはどうやらアレクサンドロス大王のインド遠征をうたっているようです(アレクサンドロス大王はマケドニア出身)。
彼が川の向こうを指さしたるに及んで
兵士たちは黙りこんでしまいました(P163)
詩の中では「彼」の名前は明らかにされませんが、この部分は、地の果てまでも行きたいアレクサンドロス大王と、故郷に帰りたい兵士たち、と私は解釈しました。
あらすじ…息子と妻が自分のウォッカを飲んでいったのだと疑う。
朝からウォッカを飲んだくれています。これだけでもダメ人間と呼ぶにふさわしいのに、その上さらに妻と息子が自分のウォッカを盗み飲みしたのだと思っています。
アルコール分が蒸発して目減りしたんだとか、あるいは自分が飲んだことを忘れてしまっている可能性は考えないんですかねえ。
あらすじ…滝まで行く新しい小径を発見して歩き始める夢を見ていたが、女房に起こされた。
タイトルが「仕事を探そう」とあるということは、主人公は仕事を探すべき状態、即ち無職だと推測されます。それだけならばまだしも、彼が起こされた時に
もうお昼よ、と女房が言う。(P131)
とあることから、主人公のダメダメっぷりがうかがえます。
あらすじ…友人の家財道具を庭へ運び出すのを手伝い、それらを近所の人たちに売ろうとする。
この詩の原題は「Distress Sale」で、distressとは困窮という意味です。つまり、友人(とその恋人)は生活に困窮したために投げ売りをしたというわけです。
なぜ困窮したのかは書かれていませんが、
僕の友人はもう駄目、どうしようもない。本人もそれはわかっている。(P108)
とあることから、ロクでもない理由に違いありますまい。
あらすじ…弟と一緒にドライブする。
飲酒運転しているようです。自分だけが酒を飲んでいて弟だけが運転しているのならいいのですが、この詩を読んでみると作者は飲みながら運転しているものと思われます。
弟が僕を小突く。
こうしている今にも、何かが起こりそうだ。(P102)
事故が起こりそうだ。
まずはこちらをご覧いただきたい。
(P18-19)
私にはこの二人がゲイのカップルに見えて仕方ありません。
ちなみに右側の男性が着ているセーター(TOM FORD)は37万8千円。高いなー。
まあ、この『日経マガジンスタイル for Gentlemen』は、セーターにそれだけの金を出せるような購買力の持ち主を読者に想定しているんでしょう。少なくとも私は、そこには含まれない。
1928年の第1回から2003年の第76回までのアカデミー賞の記録。巻末にゴールデン・グラブ賞主要部門(P370-373)や全米映画批評家協会賞主要部門(P374-375)などのデータも掲載。
このブログで取り上げたことのある映画を探してみたところ、出るわ出るわ…。アカデミー賞に限って調べてみただけでも、1950年の『サムソンとデリラ』(P83)、1953年の『聖衣』(P95)、1956年の『十戒』(P107)、1959年の『黒いオルフェ』(P119)、1963年の『クレオパトラ』(P135)、1968年の『冬のライオン』(P155)、1974年の『オリエント急行殺人事件』(P178)と『華麗なるギャツビー』(P179)、1979年の『地獄の黙示録』(P199)、1990年の『ディックトレイシー』(P243)、2001年の『ムーラン・ルージュ』(P287)。…ふぅ、結構あるもんですねえ。
世田谷区経堂のローカルなフリーマガジン。
今号は12ページの内、7ページをパチンコ&スロット「カレイド経堂店」に割いています。尚、このパチ屋は9月にグランドオープンとのこと。
12ページ中7ページってことは58.3%ですか。いくらグランドオープンするからって、この比率は大きすぎますな。やはりパチンコマネーはデカいんでしょうかねえ。
当時のイラストを眺めているだけでも楽しいのですが、現代の視点で見ると突っ込みどころがあったりします。
「南極の氷もとかす うかぶ大宇宙鏡」 伊藤展安/画
『少年』 昭和34年8月号(第14巻9号)口絵(P11)
地球温暖化で氷が溶けて海水面が上昇する問題が起きている今となっては、こんなことをやるわけにはいかない。それに、そこに棲んでいるペンギンやアザラシはどうなっちゃうの?
「マンモス原子力列車」 岡崎甫雄/画
『少年マガジン』 昭和39年8月16日号(第6巻34号)口絵(P22-23)
ソ連で考えられているという列車だそうです。高さ30m、時速150km。もちろん動力は原子力です。
こんなのが時速150kmで事故を起こしたら、放射能漏れがひどいことになるでしょう。あのチェルノブイリの大事故が起こった時、当初ソ連はこれを隠蔽しようとしていたから、マンモス原子力列車で大惨事が起きたとしても、同様に隠蔽しようとするんでしょうなあ。
他にも色々と突っ込みたくなる箇所が見受けられますが、とりあえずこのくらいにしておきます。
高尾山の本。
表紙の裏に「持ち物リスト」があり、そこには以下のものが列挙されています。
リュックサック、ビニール袋、雨具、タオル、水筒、弁当、おやつ、上着、帽子、敷物、手袋、『とっておきの高尾山』
つまり、高尾山へ行く場合にはこれだけ持って行きなさい、ということなのでしょう。尚、最後の『とっておきの高尾山』は、他の高尾山ガイドブックでも代用可能と思われます。
私は数年前に高尾山へ行き、ケーブルカーなどは使わずに山頂へ登りましたっけ。本書P59の山頂の写真には数多くの小学生が遠足に来ている様子が写っていますが、私が行った時もこんな感じでしたな。
【参考文献】
『とっておきの高尾山』揺籃社
月の本。
本書を開いて月でも眺めていれば心が落ち着くかと思ったら、どうもそうはなりませんでした。うまく表現できませんが、心の奥底にある不安を振動させているような感じがします。
尚、本書には以下の文章がありました。
実際、月の光は心を敏感にし、潜在的な能力を目覚めさせるようです。(P8)
さいですか。
監督:フリッツ・ラング
出演:ブリギッテ・ヘルム、アルフレッド・アベル、グスタフ・フレーリッヒ
原題:Metropolis
備考:淀川長治総監修『世界クラシック名画100撰集』(3)
あらすじ…近未来の巨大都市メトロポリス。支配階級は上階層で繁栄を謳歌し、労働者は地下深くに住んで過酷な労働に従事していた。メトロポリスの支配者フレーダーセンは科学者ロトワングに、労働者のカリスマ的指導者マリアとそっくりのアンドロイドを造らせ…。
1927年の作品(製作は1926年で公開は1927年)ということで、当然のことながらモノクロでしかも無声なのですが、未来都市のSFっぷりがよくできています。メトロポリスの巨大ビルの間を縫うようにプロペラ機が飛び、その下のハイウェーを車が走る…。
1927年のドイツといえばワイマール憲法下であり、ナチスが台頭する直前です。その時代にこれですからね。
それから、エキストラがとても多いということも特筆しておかねばなりますまい。例えば労働者の集会でマリアがバベルの塔の話をするのですが、その話の中だけでも大量のスキンヘッド集団が登場します。
低予算映画だと、作品の中で群衆や軍勢だと説明されても、映像を観ると「たったそれだけ!?」というものがありますが、この映画にはそんなところはありません。豪勢だなあ。
ちなみに、この映画はフラッシュ動画「Mariotropolis」の素材元なのですが、素材となったアンドロイドが踊るシーンは中盤に登場します。Mariotropolisに使われたのはほんの一部であり、映画ではそれ以外にも体を震わせて踊っていたりします。
邦題には「食い荒らす」とありますが、実際に本書を読んでみると、内容は必ずしもそればかりではありません。たしかに「第3章 コンゴの森の中で」(P71-95)のように食い荒らすという表現にふさわしい箇所も見受けられますが、道路・鉄道・通信網などのインフラ建設をしたり、安価な中国製品を持ち込んだりと、アフリカ諸国に「貢献」している現場をリポートしており、寧ろそちらの比重が大きい。
ちなみに本書の原題は"LA CHINAFRIQUE"(ラ・シナフリック)で、中国とアフリカの合成語であり、フランサフリカをもじったものと思われます。
さて、本書によると中国はアフリカ諸国にインフラを建設して、その代わりに石油や木材、鉄などの資源を得ているのですが、この関係はいつまで続くのでしょうか? ちょっと想像してみました。
(1)資源が枯渇すれば中国は撤退する。
いくら中国といえども金は無尽蔵にあるわけではなく、資源獲得のために有効に使わなければならない。ついでに言えば、アフリカの資源だって無尽蔵じゃありません。だとすれば、中国は資源のなくなった国に資金を投入し続けるわけがない。資源の切れ目が縁の切れ目といったところか。
(2)今度はアフリカが資源を欲する?
中国は経済成長をしたことにより大量の資源を欲するようになりました。では、中国がアフリカのインフラを建設したことによってアフリカが経済成長を始めれば、アフリカも中国と同様に資源を欲するようになります。その時はどうなる?
(3)他国との競争激化。
詳しくは本書に譲りますが、「アフリカでの競争は、(中略)ブラジル、インド、韓国の参入によっていっそう厳しさを増しているという」(P331)。競争が激化すれば、それだけアフリカ参入の旨みが減りますな。
題:雨傘 他七篇
作:ギ・ド・モーパッサン
訳:杉捷夫
レビュー記事は以下の通り。
「雨傘」
「モンジレ爺さん」
「あな」
「ベロムどんのいきもの」
「トワヌ」
「うしろだて」
「勲章が貰えた!」
「論より証拠」
尚、私が入手した文庫本は昭和13年9月15日第一刷発行(第二次世界大戦の勃発前!)、昭和47年7月20日第27刷発行(私が産まれる前だ!)と古く、文章は旧字体・旧仮名遣いでした。タイトルと引用文は便宜上、現在のものに改めさせていただきました。
【例】
(旧)學業を香ばしからぬ成績で終つてから、大學入學資格試驗に見事落第した。(P97,「勳章が貰へた!」)
↓
(新)学業を香ばしからぬ成績で終わってから、大学入学資格試験に見事落第した。(P97,「勲章が貰えた!」)
追記:少々調べてみたところ、本書は絶版になっている模様。
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
あらすじ…ボンデル夫妻は近所の夫婦について話す内に口論になり、妻は不敵な笑いを残して部屋を出る。それが気になったボンデル氏は…。
私は男女の機微に疎いので、一回読んだだけではどういうことなのかよくわかりませんでした。そこでもう一度ざっと読み返してみると、何だかわかったような、わからないような気持になってニヤリとしました。
ああ、妻とはかくも複雑な生き物であることか!
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
あらすじ…サクルマン君は小さい頃から勲章が欲しくてたまらなかった。だが、彼には勲章を貰えるような肩書きもなければ、そんな仕事もしていなかった。そこでサクルマン君は色々と活動するが…。
寝取られ男(※)が勲章とは! さすがはフランス人だ。
※サクルマン君の不意の帰宅の際の妻の慌てぶりを見ると、男女の機微に疎い私でもさすがに感付きます。
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
あらすじ…ひょんなことから参事院議員になったジャン・マランは、人のうしろだてになってやろうと思うようになり、誰彼となく紹介状を書いてやっていた。そんなある時、一人の老僧と出会い…。
このジャン・マランなる政治ゴロは、誰かのうしろだてになることで「俺はうしろだてになるほど偉い人物だぞ」とアピールして事故の虚栄心を満足させているわけですな。
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
あらすじ…田舎の酒屋の亭主トワヌは冗談がうまく、酒屋は繁盛していた。しかしある時、トワヌは脳溢血で全身不随となり、寝たきりになってしまう。
物語の後半でトワヌは、とある仕事を細君からおおせつかることになります。ネタバレ防止のためにその仕事の内容は伏せますが、まさか寝たきりの人間にそんなことをさせるとは…。しかもそれに一種の感動さえ伴ってくるのだから驚きです。
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
あらすじ…乗合馬車に農夫のベロムが乗る。ベロムは、寝ている間に耳の中に虫が入ったらしく、ひどく痛むのだという。
大山鳴動して何とやら。のどかな田舎の笑い話としては実に結構。
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
あらすじ…傷害致死で起訴されたレオポル・ルナールが裁判の席で事件を語る。曰く、いつも行っている釣りの穴場があるのだが、ある時そこへ行くと先客の夫婦が占拠していた。仕方なく近くで釣り糸を垂らすのだが…。
ルナールの話は脱線しまくるので、裁判長が「こらこら早く事実を申し立てんか」(P39)とたしなめています。又、自分の妻(メリ)の悪口(例:あばずれ、こん畜生、鼬よりも悪いことをしやがる)も言っていますが、こいつはノロけているんだなとわかります。
舞台が法廷であり、しかも人が一人死んでいるというのに、緊張感があんまりないようですな。
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
あらすじ…生涯でたった一度しかパリ市外に出たことがないという小役人のモンジレ爺さんが、友人の郊外の家に招待された時のことをユーモラスに語る。
モンジレ爺さんはそこでひどい目に遭い、最後にこう締めくくります。
まずこういったわけで、我輩絶対に女房は貰わないし、それからはもうパリの町から一歩も外に出ないことにしたのだ。(P34)
だがちょっと待て。女房はともかくとして、それ以前にもパリ市外へ出かける機会なんていくらでもあったはずなのに出かけていなかったのはどういうわけなんだ?
まあ、おそらく、元々モンジレ爺さんは遠出をしない、何でも近所で済ませてしまうような性格なのでしょう。乗合馬車に乗ってパリ市内を「散歩」するのを、「まるで世界旅行をしているみたいさ」(P24)と言ってるくらいですからね。
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
あらすじ…オレイユ夫人はケチで、役所勤めの夫にボロボロの傘を持たせていたが、夫はボロ傘が笑いの種になるので新しい傘を買ってくれるよう求めるが…。
この後、色々あってオレイユ夫人が保険会社に、焼け焦げた傘の修繕費を請求しに行くのですが、オレイユ夫人は小心者らしく、途中で気を揉んでいます。
詳細な描写は本書に譲りますが、このあたりを読んでいると心がかゆくなってきて平静じゃいられなくなります。というのは、自分もオレイユ夫人と似たところがある(あそこまでケチではないが)からでしょうな。
【参考文献】
モーパッサン『雨傘 他七篇』岩波書店
表紙の右上で、江ノ電イメージキャラクター「えのん」くんがスイカを食べています。夏を満喫しているようで結構結構。
それはさておき、P9に鎌倉文学館が載っていました。あそこはたしか、入口から和洋折衷の館までの距離が少々あったという記憶があります。
小田急線で行く湘南フリーマガジン。
表紙に登場している3人の女性は、本誌の中で「大人の修学旅行 鎌倉巡り」(P4-6)を行なっています。
彼女たちは帽子をかぶっていませんが、夏は日差しが強いので帽子をかぶっておいた方がいいでしょう。鎌倉は海風がある分、涼しく感じられるかもしれませんが、それでも太陽は照りつけてくるし、特に今年は猛暑ですからね。
マンガ『ケロロ軍曹』の「新・ケロロ基地誕生!? 不落城を落とせ!…の巻」が丸ごと収録されています。ストーリーを簡単に説明すると、ケロロ軍曹たちが熊本城にやってきて、熊本城を地球侵略の拠点にしようとするが…というもの。ギャグマンガなので結局は城を手に入れることができずに最後はオチが着いて終わります。
それはともかくとして、P13には熊本城の「一口城主制度」なるものが紹介されていて、ケロロ軍曹もちゃっかり一口城主に収まっています。よかったじゃん、一口だけですけれども熊本城主になれて。
神保町の大型書店で入手しました。秋葉原の情報誌なので秋葉原へ行かないと入手できないかと思っていたら、神保町でも手に入るんですねえ。ちなみに、神保町から秋葉原までは何とか歩いて行ける距離にあります(でも、猛暑の炎天下では止めておいた方がいい)。
さて、「夏のアキバを制覇せよ!!」(P6-9)という記事では、ヲタT(オタクTシャツ、P6-7)を取り上げています。
キン肉マン[四次元殺法コンビ]Tシャツや藍鱒Tシャツなどはともかく、キチレコTシャツ(元ネタ:アニメ「チャージマン研!」)や野獣先輩Tシャツ(元ネタ:ホモビデオ「真夏の夜の淫夢」)などは元ネタを知っているだけに、
「やべぇよ…やべぇよ…(棒読み)」
などと思ってしまいます。
福島県白河市の観光ガイド。
読んでいて何だか寂しい感じがするな…と思ってよくよく調べてみたら、写真に全然人が写っていないことに気付きました。
表紙右下に若い女性二人が写っていますが、彼女らは撮影用のモデルであり、他に人はいません。P1-2の白川駅のホームに至っては、人っ子一人いません。P3には駅前を写したものがありますが、こちらもモデルの女性二人がいるだけで、他に誰もいません。P4-6には商店の写真も掲載されているのですが、客が一人もいません(※)。
一体なんなんだ、この、人がいない感じは。
※よくよく目を凝らすと、新蔵界隈の飲み屋の奥の方に客が3人ほどいました。
京都といえば神社仏閣が山ほどあるところなので、本書でも当然のことながら神社仏閣が山ほど紹介されています。
ただ、京都平和・国際教育研究会は左翼系の団体らしく、左翼の人たちが好みそうなスポットがいくつか混じっています。目についたものを挙げてみると…
・世界の子どもの平和像(P8)
・尹東柱詩碑(P13)
・立命館大学国際平和ミュージアム(P23)
・「全国水平社創立の地」碑(P41)
・オマールさんの墓(P62)
・山本宣治の家(P66)
ふぅ、結構あるもんですねえ。一々解説するのは大変なので、興味のある人はご自分でお調べ下さい。
…といっても、オマールさんの墓は調べるのに難儀するかもしれないので、本書から少々引用しておきます。
圓光寺の墓地にイスラム式の墓があります。マレーシア人、ジョホール州のサルタン(王族)出身で、日本留学中に広島で被爆したサイド・オマールさんの墓です。(P62)
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