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日本裏歴史研究会『人に話したくなる裏日本史』竹書房(2)城井氏の怨念

 今回取り上げるのは「黒田家を金縛りにする『呪いの包囲網』」(P52-57)。戦国時代、黒田官兵衛が城井鎮房(宇都宮鎮房)を偽りの和議の席でだまし討ちし、城井氏を滅ぼしたものの、後に城井氏の怨念が黒田家に祟ったとのこと。
 記事中に「官兵衛は、戦国の世とはいえ、謀略によって城井鎮房を殺害したことを死ぬまで悔いたといい」(P56)などとありますが、ところがどっこい、戦国時代にはこの程度の謀殺は珍しくないんです。
 ちょっと調べただけでも、ゴロゴロ出てきます。

織田信長…重病を装い、見舞いに来た弟の信行(信勝)を討ち取った。
宇喜多直家…自分の姉や娘を嫁がせた相手を油断させておいて謀殺。
竜造寺隆信…蒲池鎮漣(しげなみ)を猿楽の宴席に誘い、やってきたところを襲撃して殺害。

 上記の3名はいずれも滅亡してしまいましたが、黒田家は大名として存続しました。即ち、怨霊にとってはターゲットがまだ残っていて「祟り甲斐」があったということでしょうか。

【参考文献】
日本裏歴史研究会『人に話したくなる裏日本史』竹書房

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