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ピーター・トレメイン「悪戯妖精プーカ」

あらすじ…広告代理店に勤務する男が、アイルランド出身のジェーンと結婚し、アイルランド西南部へハネムーンに出かける。そしてそこでプーカというお守りを手に入れるのだが…。

 悪戯ってレベルじゃないです。死人まで出ていますからね。
 でも、主人公の軽薄さを見ていると、ひどい仕打ちを受けていてもあまり同情する気になれない。寧ろかわいそうなのは、巻き込まれてしまった猫のタビー君ですな。

 ちなみに、日本の諺に「同じ呪わば穴二つ」というものがありますが、穴とは墓穴のことで、これは呪いをかけられた者も死ぬけど呪いをかけた方も死ぬという意味です。それだけ呪殺の代償は大きいということなのですが、その考えからするとジェーンの未来もロクなもんじゃないだろうと推察致します。

【参考文献】
ピーター・トレメイン『アイルランド幻想』光文社

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