マンク ~破戒僧~(2011年、仏西)
監督:ドミニク・モル
出演:ヴァンサン・カッセル、デボラ・フランソワ、ジョセフィーヌ・ジャピ、カトリーヌ・ムシェ
原題:Le Moine
原作:マシュー・グレゴリー・ルイス『マンク』
備考:ゴシックホラー
あらすじ…スペインの修道僧アンブロシオは、雄弁な説教で人気を博していた。そんなある日、仮面で顔を隠したバレリオがやってきて、見習い修道僧となる。バレリオはアンブロシオの頭痛を治すが、実は…。
ちょっとネタバレしますが、主人公のアンブロシオが破戒僧となります。そして映画の最後の方ではある人物が彼に「魂の契約」を持ちかけます。魂の契約…ということは、あの人物は悪魔ですな。そう考えて映画の冒頭のシーンを思い返してみると…いや、これ以上のネタバレは控えておきましょうか。
ともあれ、厳格な修道士が悪魔の巧妙な罠に絡め取られ、破戒(脱童貞!)・堕落してゆくさまは、見ていてあまり気持ちのいいものではありません。しかしそればかりではなく、悪の面白さ・魅力も感じられなくもない。
最後に一つだけ注意点を。この映画ではバレリオちゃんのアンダーヘアがチラリと映るなどエロシーンがあるので、子供は観ないように。
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