トマス・H・クック「彼女がくれたもの」
あらすじ…作家がバーで飲んでいると、全身黒ずくめの女が誘いをかけてきた。
ヴェロニカと名乗るその女性が誘った内容を簡単に言い表わすと、
「やらないか」
ということです。そしてその夜の内に女のアパートでベッドイン。早いよ。
ただ、その後の展開(ネタバレ防止のために物語の結末は伏せます)を考えると、ヴェロニカの黒ずくめの服は喪服を表わしていたようだし、何より彼女はまともな精神状態じゃなかったものと思われます。
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