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ザ・ライト エクソシストの真実(2011年、アメリカ)

監督:ミカエル・ハフストローム
出演:アンソニー・ホプキンス、コリン・オドノヒュー、アリーシー・プラガ
原題:The Rite
備考:ホラー

あらすじ…神学生マイケル・コヴァックは悪魔祓いの講習を受けるべくバチカンへ。そしてそこでエクソシストのルーカス神父と出会い…。

 タイトルの「ライト」は、light(光)やright(正しい)ではなくて"rite"でした。そこで手許のオックスフォード辞書でこの語を引いてみると、「a religious or other solemn ceremony(拙訳:宗教上もしくはその他の厳粛な儀式)」とありました。
 riteはこの映画では悪魔祓いの儀式を指しているのですが、マイケルがバチカンへ留学する契機となった「死にゆく者への最後の祈り(the last rite)」もriteだし、更に言えば――クライマックスのネタバレになりますが――マイケルが「悪魔の存在を信じる、ゆえに神の存在を信じる」と述べる、いわば「信仰告白(a confession of faith)」もriteだと見ることができるかもしれません。

 さて、ネタバレついでにもう一つ。ルーカス神父に取り憑いた悪魔の名はバール(Baal)というのですが、この悪魔についてちょっと調べてみました。

中世のヨーロッパで悪魔の中でも代表的なものと考えられるようになり、猫とヒキガエルと人間の男の顔を持つ姿で出現するといわれた。(草野巧・著、シブヤユウジ・画『幻想動物事典』新紀元社、P235)

 …ん? 猫と蛙ならたくさん出てきましたな。あれってバール登場の布石なんですかねえ。

ザ・ライト エクソシストの真実

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