[監修]山口敏太郎『本当にいる日本の「未知生物」案内~47都道府県地図付きガイド~』笠倉出版社
日本全国に散在するUMA(未知生物)のガイドブック。
河童(P32)やイッシー(P240)などはまあいいとして、安達ヶ原の鬼婆(P49)や酒呑童子(P173)となると妖怪と呼ぶ方がふさわしいし、館山のきょん(P86)やヌートリア(P190)となると海外から持ち込んだものが野生化したことがわかっており未知でも何でもない。
巻末の「あとがき」を読んでみると、「今回、本書では日本の未確認生物(UMA)を幻獣、妖怪まで範囲を広げて考察してみた」(P262)とあり、本書における「未知生物」の定義はかなり広いものとなっています。さすがにこれだけ広く取っておかないと大量に集まらないのかもしれませんな。
« コナン・ドイル『恐怖の谷』新潮社 | トップページ | グループSKIT編著『「天使」と「悪魔」の謎を楽しむ本』PHP »
「書評」カテゴリの記事
- 『ふじさわ観光通信 2024 10→12 秋 Vol.47』公益社団法人 藤沢市観光協会(2025.04.20)
- 『TR-mag. 2024 AUTUMN No.77』公益財団法人東京都道路整備保全公社(2025.04.17)
- 『第17回 中央区まるごとミュージアム2024』中央区/中央区文化・国際交流振興協会(2025.04.16)
- 『SHIROBAKO×MUSASHINO デザインマンホール&舞台探訪 武蔵境マップ』武蔵野市、武蔵境商店会連合会(2025.04.15)
- 『SHIROBAKO 武蔵境 舞台探訪マップ』(2025.04.14)
« コナン・ドイル『恐怖の谷』新潮社 | トップページ | グループSKIT編著『「天使」と「悪魔」の謎を楽しむ本』PHP »
コメント