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円城塔「考速」

あらすじ…なし。

 本作にストーリーはなく、いや、あるとすれば佐倉なる人物の講義を受けているのですが、その内容たるやスピノザについて話をしているらしいということがわかるくらいです。尚、作品の末尾に2つの文献を挙げているので、詳しく知りたい人はそちらを読めということなのでしょう。
 で、あとは思考がグルグルと目まぐるしく動いています。
 正直、読んでいてあまり気持ちのよいものではないのですが、この「考速」な感じは、自分も経験したことがあるような気がします。ただ、残念ながらそれをいつどこで経験したのかは思い出せません。

【参考文献】
日本文藝協会=編『文学2010』講談社

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