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リリアン・デ・ラ・トーレ「重婚夫人」

あらすじ…1778年、キングスフォード公爵夫人が重婚容疑で裁判にかけられることになり、ジェイムズ・ボズウェルがサム・ジョンスン博士の助けを借りて彼女を弁護する。

 本作品では18世紀イギリスの貴族院で裁判が展開されます。こういうのはシャーロック・ホームズあたりではちょっとお目にかかれないから、(私にとっては)新鮮といえば新鮮かもしれませんな。
 ちなみにこの作品の元ネタはキングストン公爵夫人エリザベス・チャドリー(Elizabeth Chudleigh, Duchess of Kingston)の重婚裁判ですが、イギリスでの出来事だけにこの事件に関する情報は英文サイトの方が充実しています。詳しく知りたい方は英和辞典もしくは翻訳ソフトが必要になってくるかもしれません。

【参考文献】
エラリイ・クイーン編『クイーンズ・コレクション2』早川書房

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