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『子子子子子子』

 『子子子子子子(ねこのこのこねこ)』は雪舟の幼少期から唐への留学を経て天皇に拝謁するところまでを描いたもの。ただし、脚注で指摘されていますが、山賊に自慢のあごひげを奪われそうになるエピソードは宗祇から、そしてタイトル『子子子子子子』にまつわるエピソードは小野篁から借用しています。
 雪舟のエピソードが少なくて他から借用しなければならなかったのか、あるいはエピソードはあるにはあったけれども草双紙の類に掲載するようなものではなかったと作者・版元が判断したのか(※)…。

※例えば、某学者と交流して○○について議論した、などという話は本書の読者層には難しすぎるかもしれません。

【参考文献】
木村八重子・宇田敏彦・小池正胤校注『草双紙集 新日本古典文学大系83』岩波書店

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