大崎悌造『昭和子どもブーム』学研
月光仮面から仮面ライダーまで、昭和の子供(特に男の子)の間でブームになったものを豊富なカラー図付きで紹介したもの。
こういうものに詳しい人(特にオタクちゃんたち)がこれを読めば、「○○や××がないのは云々」などと細かいところをほじくり出してくるかもしれません。でも、これは新書という形式なのでページ数が限られており、従ってメジャーなやつを中心に選んでいるから、比較的マイナーなものは割愛されているのです。
ちなみに私の場合、本書収録のブームは全て自分が生まれる前のものであって、これらのブームを生で体験しているわけではありません。
しかしそれでも『オバQ』(P64)や『ゴジラ』(P77)は知っているし、『怪傑ハリマオ』(P13)や『マグマ大使』(P83)などは名前だけならかろうじて知っています。
でも、『隠密剣士』(P53)のように初見のものもあって、それはそれで新鮮でした。
【参考文献】
大崎悌造『昭和子どもブーム』学研
« 謡曲「白楽天」 | トップページ | 馬場文耕『当代江戸百化物(とうだいえどひゃくばけもの)』 »
「書評」カテゴリの記事
- 『えのしま妖怪島―ゲゲゲの縁起めぐり―スタンプラリー』(後半)(2023.05.11)
- 『えのしま妖怪島―ゲゲゲの縁起めぐり―スタンプラリー』(前半)(2023.04.08)
- スタジオパラム『まるっと 高尾山 こだわり完全ガイド』メイツ出版株式会社(2023.04.04)
- 『東武東上線夏休み電車スタンプラリー』TOBU(2023.04.02)
コメント