エドワード・D・ホック「瀕死の客船」
あらすじ…探偵稼業を引退したシャーロック・ホームズは、豪華客船タイタニック号に招待されて乗り込む。
タイタニック号って死亡フラグだろ…常識的に考えて。とはいえ、そう考えるのは我々が既にタイタニック号の末路を知っているからであって、当時は知る由もなかったのは言うまでもありません。
さて、今回の船旅では例によって例の如く殺人事件が発生し(名探偵が殺人事件に遭遇することは珍しくない!)、と同時に氷山と接触して船が沈むという劇的な展開を見せてくれています。殺人と沈没の両方がいっぺんに来てしまうとは何とも忙しいものです。
« エドワード・D・ホック「いちばん危険な人物」 | トップページ | エドワード・D・ホック「まだらの紐の復活」 »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- マーク・トウェイン「名探偵誕生」(2023.09.07)
- W・ハイデンフェルト「<引立て役倶楽部>の不快な事件」(2023.09.06)
- アンソニイ・バウチャー「テルト最大の偉人」(2023.09.05)
- オーガスト・ダーレス「怯える准男爵」(2023.09.04)
- アガサ・クリスティー「消えた貴婦人」(2023.09.03)
コメント