バーバラ・オウエンズ「軒の下の雲」
あらすじ…田舎から都会へ出てきたアリス・ホワイトヘッドは日記をつけ始める。アパートに住み、ドラッグストアに勤務して、再スタートは順調に思われたが…。
田舎から都会へ出てきた娘の日記という体裁を取っています。一人称視点で語られる主観性の高い文章であるのみならず、最後の過去を述べるくだりでは錯乱しかかっているため、彼女の過去に何があったかを具体的にイメージするのは難しい。何回か読み返さないといけないかもしれません。
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