直木三十五「弁慶と九九九事件」
武蔵坊弁慶が五条の橋で千本の刀を集めるエピソードをユーモラスに書いています。
「知恵蔵しっかり」
「伝ちゃん、やんなはれ」
「ちいたかたった、ちいたった」(P93)
このあたりのセリフは私には何が何やら…。知恵蔵は昔の時代劇スター・片岡知恵蔵だと思われます。だとすると、伝ちゃんも時代劇のスターである可能性が高いのですが、…う~ん、大河内伝次郎かな?
【参考文献】
末國善己編『短篇小説集 源義経の時代』作品社
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