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アイザック・アシモフ「ロレーヌの十字架」

あらすじ…黒後家蜘蛛の会の月例夕食会に手品師のラリが招かれる。ラリは以前、バスの停留所で見知らぬ女性と意気投合し、バスに乗るが、ラリが寝ている間に彼女はどこかで降りてしまう。同乗していた子供によると彼女はロレーヌの十字架のところで降りたという。ラリは後日、ロレーヌの十字架を探すが見つけられなかった。そこで黒後家蜘蛛の会の面々が推理する。

 このラリってやつは、今ならストーカーと呼ばれるかもしれませんな。
 それはさておき、本作にはロレーヌの十字架の他にも様々な十字架が登場します。キリスト教圏に住んでいない人間にとっては新鮮でした。作品にも登場しない十字架も含めるとかなりの種類の十字架が存在するわけで、十字架の種類について調べてみたら結構骨が折れるかもしれません。

【参考文献】
エラリイ・クイーン編『クイーンズ・コレクション1』早川書房

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