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ジャック・P・ネルソン「イタチ」

あらすじ…敏腕弁護士マイケル・ベリーは、刑事裁判で凶悪な殺人犯モートン・ジャンソンの弁護を担当し、無罪を勝ち取る。その後、親友からレストランへ呼ばれたとの連絡があったのでレストランへ行くと、そこには被害者の夫がいた。

 モートン・ジャンソンがダニエル・フライの妻子を殺害した事件では、「血まみれのナイフ」(P332)という証拠があるにもかかわらず(指紋はついていなかったのだろうか?)、陪審員たちは無罪の評決を下しています。この刑事裁判については詳細に描写されていないので推測するしかないのですが、弁護士がよっぽど優秀なのでしょうけれども、有罪に追い込めない検察が無能すぎる。

【参考文献】
エラリイ・クイーン編『クイーンズ・コレクション1』早川書房

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